![あのねあのね[内田麟太郎]](https://tshop.r10s.jp/book/cabinet/6425/9784909926425_1_3.jpg)
あのね あのね
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商品説明
内容紹介(情報提供:絵本ナビ)
![]() だんごむしまつりの 山崎おしるこさんの絵にひかれて読んでみました 雨にぬれて 寒くてふるえていた だんごむし かさをさしてくれたのは ありさん 嬉しかったけれども もじもじ・・・ お礼の言葉が言えない お腹をすかせたこがねむしも・重い荷物を運んでいたてんとうむしも ・足を怪我したバッタも ありが助けてくれたのに お礼の言葉が言えず もじもじ・・・ 春風に 花のつぼみがゆっくり開くと・・ みんなのこころも ひらいて ことばのまども ひらいて 言えたんです! 「ありさん ありがとう」 良かったね! 有難うが言えないけれど ちゃんとこころではありがとうが 言いたかったのですね やさしい気持ちになれる絵本です うちだりんたろうさんの後書きを読むと この絵本ができたことが もっと嬉しくなりました(にぎりすしさん 70代以上・京都府 ) 【情報提供・絵本ナビ】 |
内容紹介(出版社より)
野原にすむダンゴムシ、カナブン、テントウムシ、バッタは、親切にしてくれたアリさんに、お礼を言いたいと思いました。でも、すぐに「ありがとう」と、言葉にすることができず、もじもじしてしまいます。
文章を書かれた内田麟太郎さんのお孫さんは、自分の気持ちを伝えるのが苦手で、急かされたり、あわてたりすると、ますます言葉が出なくなっていたそう。この作品は、お孫さんと同じような悩みを持つ子どもたちを想って書かれました。「あせらずゆっくりでいいんだよ」ということを、お話を通して優しく語りかけます。
多くの傑作絵本を世に贈りだしてきた、内田麟太郎さんのお話に絵をつけたのは、吉本興業のお笑い芸人、山崎おしるこさんです。2024年『だんごむしまつり』で絵本作家デビューすると、発売と同時に大ヒット。山崎おしるこさんが描く、もじもじと恥ずかしそうにしている虫たちは、見ているだけで愛おしく、応援したくなります。
孫が会話が不得手なのに気がついたのは、彼が小学高学年の頃であろうか。いまではいろいろな本も出ているし、医者の診断も出ている。だが、わが家族にとって診断書などは「それはそれ」だったような気がする。世間の方には「のんびりすぎます」と叱られそうだが、彼の両親も、祖父母である私たちも、いたってのんびり屋である。
話は変わるが、私の講演を聴いた高校同期生はびっくりする。「リンタロウさんが人前で話せるとは思わなかった。教室でだれとも話さず本を読んでいる人」だと。そんなリンタロウさんが聴衆を笑わせているのだから。人は変わるものである。
孫は自ら病院に行き、自ら訓練にも通っていた。自ら。いいなあ。これから先、彼を変えてくれるのは、もう家族ではなく、よき友、よき人だろう。嬉しいことに彼はよく遊びに行く。おなじゲームが好きな仲間のところへ。むろん会話も弾んでいるにちがいない。好きなことなんだから。孫くんよ。君にもよき出会いがありますように。この絵本が、ダンゴムシ大好き乙女山崎おしるこさんと、嬉しい出会いをしたように。
-内田麟太郎ー
文 / 内田麟太郎
1941年福岡県生まれ。詩人、絵詞作家。『さかさまライオン』(童心社)で絵本にっぽん賞、『うそつきのつき』(文渓堂)で小学館児童出版文化賞、『がたごとがたごと』(童心社)で日本絵本賞受賞。他に絵本「おれたち、ともだち!」シリーズなどがある。絵本の他にも、読み物、詩集など著作多数。
絵 / 山崎おしるこ
1994年福岡県生まれ。大阪芸術大学卒業。吉本興業所属のお笑い芸人。イラスト制作を得意とし、2024年に『だんごむしまつり』(KADOKAWA)で絵本作家デビュー。本書は、絵本として2つ目の作品。また、人気バンド「ジュースごくごく倶楽部」のボーカルや、ハンドメイド作家としても活躍している。
内容紹介(JPROより)
《内田麟太郎が、愛する孫と自分の気持ちを伝えられない すべての子どもたちに贈ります》
野原にすむダンゴムシ、カナブン、テントウムシ、バッタは、親切にしてくれたアリさんに、お礼を言いたいと思いました。でも、すぐに「ありがとう」と、言葉にすることができず、もじもじしてしまいます。 文章を書かれた内田麟太郎さんのお孫さんは、自分の気持ちを伝えるのが苦手で、急かされたり、あわてたりすると、ますます言葉が出なくなっていたそう。この作品は、お孫さんと同じような悩みを持つ子どもたちを想って書かれました。「あせらずゆっくりでいいんだよ」ということを、お話を通して優しく語りかけます。
【大ヒット「だんごむしまつり」吉本興業・山崎おしるこの注目の最新作!】
多くの傑作絵本を世に贈りだしてきた、内田麟太郎さんのお話に絵をつけたのは、吉本興業のお笑い芸人、山崎おしるこさんです。2024年『だんごむしまつり』で絵本作家デビューすると、発売と同時に大ヒット。山崎おしるこさんが描く、もじもじと恥ずかしそうにしている虫たちは、見ているだけで愛おしく、応援したくなります。
【内田麟太郎が物語に込めた子どもたちへのエール】
孫が会話が不得手なのに気がついたのは、彼が小学高学年の頃であろうか。いまではいろいろな本も出ているし、医者の診断も出ている。だが、わが家族にとって診断書などは「それはそれ」だったような気がする。世間の方には「のんびりすぎます」と叱られそうだが、彼の両親も、祖父母である私たちも、いたってのんびり屋である。
話は変わるが、私の講演を聴いた高校同期生はびっくりする。「リンタロウさんが人前で話せるとは思わなかった。教室でだれとも話さず本を読んでいる人」だと。そんなリンタロウさんが聴衆を笑わせているのだから。人は変わるものである。
孫は自ら病院に行き、自ら訓練にも通っていた。自ら。いいなあ。これから先、彼を変えてくれるのは、もう家族ではなく、よき友、よき人だろう。嬉しいことに彼はよく遊びに行く。おなじゲームが好きな仲間のところへ。むろん会話も弾んでいるにちがいない。好きなことなんだから。孫くんよ。君にもよき出会いがありますように。この絵本が、ダンゴムシ大好き乙女山崎おしるこさんと、嬉しい出会いをしたように。
ー内田麟太郎ー
内容紹介(「BOOK」データベースより)
じぶんのきもちをうまくつたえられないきみへ。
著者情報(「BOOK」データベースより)
内田麟太郎(ウチダリンタロウ)
1941年福岡県生まれ。詩人、絵詞作家。『さかさまライオン』(童心社)で絵本にっぽん賞、『うそつきのつき』(文渓堂)で小学館児童出版文化賞、『がたごとがたごと』(童心社)で日本絵本賞受賞
山崎おしるこ(ヤマサキオシルコ)
1994年福岡県生まれ。大阪芸術大学卒業。吉本興業所属のお笑い芸人。イラスト制作を得意とし、2024年に『だんごむしまつり』(KADOKAWA)で絵本作家デビュー。また、人気バンド「ジュースごくごく倶楽部」のボーカルや、ハンドメイド作家としても活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
商品レビュー(3件)
- 総合評価
5.00
ブックスのレビュー(1件)
-
あのねあのね
- 購入者さん
- 投稿日:2025年03月05日
もじもじして恥ずかしくて
ありがとうが言えない時、誰でもあったと
思います 可愛い虫たちとありさんの
ほっこりした絵本です
文書と絵がピッタリでなんだか嬉しくなりました0人が参考になったと回答



【情報提供・絵本ナビ】













