AI時代のセキュリティ教育 なぜサイバー攻撃から企業を守れないのか?
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商品情報
- 発売日: 2026年05月15日頃
- 著者/編集: 坪井暁人(著) , 藤居朋之(著)
- 出版社: クロスメディア・パブリッシング
- 発行形態: 単行本
- ページ数: 240p
- ISBN: 9784295412083
商品説明
内容紹介(出版社より)
「セキュリティ対策はコストがかかるだけで、売上には繋がらない」
「セキュリティ教育の効果は曖昧で、可視化できないものだ」
「セキュリティは情報システム部門(情シス)が対応すべき仕事だ」
多くの日本企業において、情報セキュリティに関する話題は、いまだに「守り」や「コスト」、あるいは「義務」の文脈で語られることが大半です。しかし、AI技術が急速に進化し、サイバー攻撃が巧妙かつ大量に襲ってくる時代。その認識のままでいることは、企業にとって最大の脆弱性になりかねません。
セキュリティ対策を実行する上で、システム上の対策は欠かせません。
しかし、それ以上に重要なのが「人」への対策です。
本書は、年間約600社へのセキュリティに関するコンサルティングと、2500社以上へのセキュリティ教育ツールを提供する著者が、現場で得た、「セキュリティで組織を強くする」知見を紹介する本です。
AIの普及とサイバー攻撃の高度化により、従来のセキュリティ教育では現場のニーズに十分応えられなくなってきました。企業が従業員に一方向で知識を渡すだけでは、実際の行動変容に繋がりません。
本書では、これからの時代に求められる教育のあり方を「TEACHモデル」としてまとめています。
このサイクルでは、まず「気づき(Trigger)」「学び(Engage)」「実践(Adapt)」のプロセスを経ることにより、教育を受ける従業員の中に納得感を醸成させます。
そして、それらの取り組みを「継続(Continue)」していくことで、従業員にとってセキュリティを“当たり前”のものとして習慣化させます。
また、サイバー攻撃やAI技術が日々進化し続ける以上、同じことを継続しているだけではセキュリティの仕組みは後退していきます。蓄積されたデータや取り組みによって得られた知見に基づき、セキュリティ教育自体「高度化(Heighten)」させていきます。これらのプロセスを通じて、セキュリティにおける従業員の行動変容を実現します。
【本書の内容】
ストーリー 組織を揺るがす一雫 セキュリティ意識の変革物語
第1章 「人」への教育が組織を強くする
第2章 行動変容を生み出す教育プログラム
第3章 セキュリティカルチャーを根付かせる
第4章 セキュリティで会社を伸ばす
- 実例をもとにしたストーリー
冒頭では、ある企業で起こったインシデントのストーリーを紹介します。フィクションではありますが、決して大げさな話ではなく、実際に起こったインシデントを参考にしています。どんなサイバー攻撃が行われ、それがどう企業に影響するのかを、リアルに感じてみてください。攻撃を受けたのは、中堅精密機器メーカーの営業課長です。ちょっとした油断が、本人にも、企業にも多大な被害をもたらします。
- システムだけでは会社を守れない
第1章では、AI時代の新たな脅威と「人」の脆弱性について解説します。AIの技術進化が利便性をもたらす一方で、サイバー攻撃の手口はどんどん巧妙になってきていますまた、クラウドサービスやリモートワークの普及によって、誰もがサイバー攻撃の対象になり得る時代になりました。攻撃者がどのように人の心理的な隙を突いてくるのか、従業員自身が正しく理解することが、セキュリティ教育の第 一歩です。
- 脅威を「自分ごと」として捉える
第2章では、行動変容を生み出す教育のあり方について考えます。「セキュリティ教育の3つの領域」「組織成熟度に応じたロードマップ」「セキュリティ教育に必要な3つの視点」「行動変容を生み出す教育『TEACHモデル』」といった観点から、全体像を整理。そのうえで、「教育効果を最 大化する4つの主要施策」として、標的型攻撃メール訓練、eラーニング、フィッシング報告制度、マイクロラーニングの手法を紹介します。
- データ活用で組織を強くする
第3章では、教育を文化として定着させるためのデータ活用についてお話しします。新しい取り組みは、往々にして形骸化しがちです。せっかくセキュリティについて学んでも、普段の業務の中で生かされないのであれば、意味がありません。セキュリティ教育を通して得ることのできるデータを活用しながら改善のサイクルを回すことで、取り組みを形骸化させないための方法についてお話しします。
- 「攻め」としてのセキュリティ対策
第4章では、セキュリティをいかに企業価値や競争力に直結させるか、経営戦略としての側面を深掘りします。また、情報セキュリティリスクと情報リターンについて、情報ROIという著者なりの考え方も提示します。セキュリティ教育はIT部門のコストではありません。経営戦略上の「投資」と捉え、情報の利活用を促進することで、情報から生まれるリターンを最 大化することができます。
- 教育を形骸化させないモデル
セキュリティ教育の枠組みとなるのが、行動変容を生み出す教育「TEACHモデル」です。「気づき(Trigger)」「学び(Engage)」「実践(Adapt)」「継続(Continue)」「高度化(Heighten)」 の5段階で構成されるもので、知識を提供するだけではなく、改善のサイクルを組織全体で回し続けるための仕組みです。企業が直面するセキュリティリスクに対し、より現実的で実効性のある対策を構築できます。
更新日:2026年05月28日
内容紹介(JPROより)
サイバー攻撃による被害は、すさまじい勢いで巧妙化が進み深刻化の一途をたどっています。いつ自社に起こってもおかしくない脅威である一方で、サイバー攻撃に遭ったことのない企業は、対岸の火事のようにとらえてしまいがちです。本書は、「実際に被害に遭うとどうなるのか」「狙われるのは誰なのか」「被害に遭わないためにできることは何なのか」など、セキュリティ教育の必要性を明らかにします。
企業にとってのセキュリティ対策は、単なる「コスト」ではありません。「情シスに任せること」でもありません。売上、競争力、顧客満足、新規事業ーー。事業成長に直結する経営イシューです。会社を守り、伸ばしていくために必要なのは社員の「行動」と「データ活用」。セキュリティレベルを引き上げ、会社を強くするための、具体的なアクションプランを提示します。
内容紹介(「BOOK」データベースより)
CIO・CISO・情シス必読!経営戦略としてのセキュリティ教育。情報セキュリティとデータ利活用の両立。「データ」と「行動」で脅威を遮断する。「防御」こそ最強の成長戦略だ。
目次(「BOOK」データベースより)
ストーリー 組織を揺るがす一雫 セキュリティ意識の変革物語(金曜日の1クリック、一雫の雨がもたらした絶望/終わらない雨、あるいは凡庸な悪意の正体/雨上がりの誓い、明日への道標)/第1章 「人」への教育が組織を強くする(巧妙かつ大量の脅威/AIエージェント時代における新たな脅威/リスクを遠ざける「脅威インテリジェンス」/設計段階からリスクに備える/攻撃者が狙うのは「人」の脆弱性/サプライチェーン全体が狙われる/なぜ従業員に「教育」が必要なのか)/第2章 行動変容を生み出す教育プログラム(どのように攻撃を把握するのか/セキュリティ教育の3つの領域/組織成熟度に応じたロードマップ/セキュリティ教育に必要な3つの視点/セキュリティ教育の構造を設計する/行動変容を生み出す「TEACHモデル」/教育効果を最大化する4つの主要施策)/第3章 セキュリティカルチャーを根付かせる(セキュリティ対策を明文化する/セキュリティ教育の指標を決める/指標は教育レベルに合わせて変化させる/データ活用による教育の「高度化」/段階的にデータ分析を進める/「教育」を「カルチャー」に変えるために/セキュリティと心理的安全性)/第4章 セキュリティで会社を伸ばす(企業規模に合わせた教育戦略/事業領域から考えるセキュリティ戦略/情報が経営を動かすAI時代のセキュリティ/情報の「質」と利活用の「速度」/ROEの構造で情報経営を考える/情報もPL・BS・CFの関係にある情報/リターンと情報セキュリティリスク/セキュリティは経営そのものである)
著者情報(「BOOK」データベースより)
坪井暁人(ツボイアキヒト)
LRM株式会社取締役セキュリティ事業本部本部長/CISO。1993年東京都出身、東京大学工学部機械工学科卒業。2016年に上場大手ベンチャー企業に入社。エンジニアとして経験を積む。2017年に開発会社を設立。2018年にスタートアップを共同創業。2019年にLRM株式会社にエンジニアとして入社し、2020年10月からCTO、2024年8月にCISOに就任
藤居朋之(フジイトモユキ)
LRM株式会社執行役員コーポレート部部長/CCO。1987年滋賀県出身、立命館大学経済学部卒業。新卒でWebベンチャー企業に入社し、新規事業の立ち上げや既存事業の黒字化を担う。地元の眼鏡屋で店長としてダイレクトマーケティングの経験を積み、2014年にLRM株式会社に入社。2016年に取締役に就任。COOを経て、執行役員CCO(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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