声にならない違和感 ── 内側へ戻る静かな旅
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商品説明
内容紹介(出版社より)
第3回万代宝書房大賞【選考委員特別賞】受賞作
『声にならない違和感── 内側へ戻る静かな旅』
「このままの人生で、本当にいいのだろうか。」
多くの人が、一度は感じたことのある問いかもしれません。
けれど、その違和感を、私たちはうまく言葉にできない。
「頑張ればいい」
「社会とはそういうものだ」
「みんな我慢している」
そう言い聞かせながら、
どこか置き去りにしてきた感覚。
本書は、その“まだ言葉になっていない感覚”を掴もうとした作品です。
著者・高橋颯氏は、ラグビー一筋で生きてきました。
しかし、怪我によって競技人生が揺らぎ、
社会に出ても、わずか二ヶ月で会社を辞めることになります。
「普通に生きる」
そのレールから外れたとき、彼は、自分の内側にある違和感と向き合わざるを得なくなりました。本作は、単なる若者の挫折体験記ではありません。むしろ、「人は、なぜ生きづらくなるのか」という問いを、自分自身の人生を通して探究していく記録です。
自己分析。旅。地方移住。自然農。コミュニティ。対話。
様々な経験を重ねながら、著者は少しずつ気づいていきます。
外側を変えることだけでは、人は本当には変われないのではないか、と。
特に印象的だったのは、「正しく努力しているのに、満たされない」という感覚です。
これは、若い世代だけの問題ではないでしょう。
現代社会そのものが抱えている違和感なのかもしれません。
数字。効率。成果。評価。
それらを追い続けるほど、なぜか、自分自身から遠ざかっていく。
本書は、その“ズレ”を誤魔化さず、静かに見つめ続けています。
そして、このタイトルが、とても象徴的です。
『声にならない違和感── 内側へ戻る静かな旅』
派手な言葉ではありません。けれど、多くの人が心のどこかで感じているものを、丁寧に掬い上げています。
私は、この作品を読んでいて、「素朴、素直、正直」という言葉を何度も思いました。しかし同時に、それが、この作品の魅力でもあると感じました。整いすぎた言葉ではなく、まだ探究の途中にある言葉。だからこそ、読者自身の感覚と重なるのです。
今回、この作品は第3回万代宝書房大賞【選考委員特別賞】を受賞しました。
選考時、私たちはこうコメントしました。
「挫折と探究を経て『志』へとたどり着く物語は、若者の共感を呼び、未来性を強く感じさせました。荒削りながらも心を揺さぶる力を認め、今後の成長を期待して特別賞に選びました。」
完成された“答え”ではなく、問い続ける姿勢そのものに、私たちは未来を感じたのです。今の時代、「わかりやすさ」が求められます。
短く。速く。結論を先に。
しかし、本来、人が本当に変わるときというのは、もっと静かなものなのかもしれません。
この本は、人生の答えを教えてくれる本ではありません。
けれど、「自分は、本当はどう生きたいのか」
その問いを、もう一度、自分の内側へ取り戻してくれる一冊です。
- あのときも、この本に救われていた
『生きるのがラクになる本』という一冊があります。この本と出会ったのは、1986年頃でした。当時、私は高校の教師でした。
ある日、教え子の保護者の方から、こう言われました。「先生が好きそうな本なので、プレゼントします」
それが、この本でした。読んでみると、不思議な本でした。
短い言葉の中に、自分の見方や考え方を見直すヒントが、いくつも詰まっている。人づきあいに悩んだとき。自信をなくしたとき。何かがうまくいかないとき。
私は、この本の言葉を思い出していました。そして気がつけば、クラス運営や部活動の指導の中でも、この本の考え方を使っていました。
この本は、“読む本”ではなく“使う本”だったのです。
それから長い時間が経ち、この本は、私にとって座右の書になっていました。
しかし、あるとき気づきました。
絶版になっている。「この本が、もう読めない?」出版社を始めた私は、思いました。それは違う。この本は、残すべき本だ。そう思い、版権所有者に交渉し、この本をもう一度世に出すことにしました。【改訂新版】生きるのがラクになる本
この本は、人生を変える方法を教える本ではありません。人生の“見方”を、少しだけ軽くしてくれる本です。もし今、少しでも「重い」と感じていることがあるなら。
どこからでもいいので、ページを開いてみてください。
こちらから
きっと、
あなたの心を軽くする言葉が、どこかに見つかるはずです。
- 「僕にはどこにも居場所がない」と言われたとき
私の事務所に、一通の封筒が届きました。第2回万代宝書房大賞の応募作品でした。中には、応募用紙、企画書、そして原稿の一部。
原稿を読んで、すぐに分かりました。
この本は、人を救う。「僕にはどこにも居場所がない」
涙ながらに、そう話す学生がいました。そのとき、著者はこう答えます。
「大丈夫だよ。君の居場所あるから。僕が居場所になるから」
この一言に、この本のすべてが詰まっています。大学の相談室で、25年以上、学生たちの声を聞き続けてきた著者。平田ひろのぶ氏。就職、恋愛、家族、人間関係。悩みの種類は違っても、根っこにあるものは、変わらない。それなのに、大人は言います。
「今どきの若者は…」
著者は言います。「今の若者も、昔と何も変わらない」
ただ、違うのは一つ。“孤独の深さ”かもしれません。
『Q&A エッセイ集 ひろのぶ先生が伝え続けている生きる力がわく話』
第2回 万代宝書房大賞【大賞】受賞作
この本は、答えを教える本ではありません。「大丈夫」と言ってくれる本です。もし今、
誰にも言えない悩みを抱えているなら。この本を開いてみてください。
あなたの代わりに、言葉にしてくれるかもしれません。
著者の出版記念講演会に参加したとき、本には書かれていないエピソードも語られていました。
私は最後に、こう挨拶しました。
「第2回万代宝書房大賞、おめでとうございますーーと言うべきなのかもしれません。でも私は、こう言いたい。書いてくれて、応募してくれて、ありがとうございます。」
更新日:2026年05月24日
内容紹介(JPROより)
「こう生きるべき」「こうあるべきだ」そんな言葉が、いつの間にか疑いようのない「認識の檻」として、 自分の内側に静かに組み上がっていたことに気がついたーー。
ラグビー一筋だった学生時代から一転、怪我や心身の不調によって、突然立ち止まることを余儀なくされた著者。 社会のレールから外れ、都会での生活に違和感を覚えた彼は、自然農や地方コミュニティとの出会い、そしてエジプト・インド巡礼へと旅立ちます。
しかしそれは、単なる外側の旅ではなく、「人生とは何か」「どう在りたいか」という根源的な問いに向き合う、内面への探究のプロセスでした。
外側の出来事と内面の問いが交錯する中で、著者はどのようにして自分を縛る「思い込みの檻」を解体し、自由へと至ったのか。「当たり前」を疑い、自分の内側の声に耳を傾けて歩むプロセスが、ありのままに綴られています。
現代社会の生きづらさや価値観の揺らぎに悩む方、自己探究や新しい生き方を模索する方に、静かな勇気と希望の火を灯す一冊です。
【こんな方におすすめです】
・都会の喧騒や「普通」の生き方に違和感がある方
・「こうあるべき」という価値観に縛られて息苦しさを感じている方
・自分の本音を見つけ、新しい生き方を模索したい方
・頭のノイズを静め、自分の内側と深く向き合いたい方
プロローグ:認識の檻の中で
第1章 社会人一年目を終えて
第2章 生き延びるということ
第3章 自然を求めて
第4章 人のご縁に導かれて
第5章 海外への道
第6章 違和感の奥にあった本音
第7章 探究し続ける私からの自由
エピローグ── 流れの中で
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