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歴史という仮想

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商品情報

  • 発売日:   2026年06月12日頃
  • 著者/編集:   伊澤 東一(著)
  • 出版社:   講談社BECK
  • 発行形態:   単行本
  • ページ数:   288p
  • ISBN:   9784866771823

商品説明

内容紹介(JPROより)

2012年9月、英国レスター市の駐車場地下から、イングランド王リチャード三世の遺骨と思しき人骨が発掘された。戦死後527 年目に姿を現したそれは、「人殺しの暴君」「血に飢えた猫背の専制君主」といったリチャードのお馴染みの悪王像に、疑問を抱かせるに充分なものだった。これを契機に、従来のリチャード三世像が、劇作家シェイクスピアと思想家トマス・モアによって捏造されたものであることが改めて浮き彫りになる。それにしても、なぜ、虚構に過ぎない二人の作品・著書の決めつけが、今日まで延々と残り続けてきたのか? --歴史学が総じて軽視してきた個別的な人間存在の内面の意識などを含めて、英文学者がアプローチする。
はじめに
序章:遺骨発掘が提起した問題
第一章:悪党リチャード三世像を生んだイングランド史外観
第二章:定説、リチャードの生涯とその後
第三章:モアが語るリチャード三世像
第四章:イングランド・ルネッサンスまでの演劇史
第五章:シェイクスピアが語るリチャード三世像
第六章:遺骨自身が語るリチャード三世像
第七章:歴史という仮想
英国民への感謝ーーあとがきに代えて
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