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【内容情報】(「BOOK」データベースより)
勤め先の社長夫人の仲立ちで現在の妻お延と結婚し、平凡な毎日を送る津田には、お延と知り合う前に将来を誓い合った清子という女性がいた。ある日突然津田を捨て、自分の友人に嫁いでいった清子が、一人温泉場に滞在していることを知った津田は、秘かに彼女の元へと向かった…。濃密な人間ドラマの中にエゴイズムのゆくすえを描いて、日本近代小説の最高峰となった漱石未完の絶筆。
【著者情報】(「BOOK」データベースより)
夏目漱石(ナツメソウセキ)
1867-1916。1867(慶応3)年、江戸牛込馬場下(現在の新宿区喜久井町)に生れる。帝国大学英文科卒。松山中学、五高等で英語を教え、英国に留学した。留学中は極度の神経症に悩まされたという。帰国後、一高、東大で教鞭をとる。1905(明治38)年、『吾輩は猫である』を発表し大評判となる。翌年には『坊っちゃん』『草枕』など次々と話題作を発表。’07年、東大を辞し、新聞社に入社して創作に専念。日本文学史に輝く数々の傑作を著した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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商品レビュー(63件)
- 総合評価
4.13
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なかなか面白い
- 購入者さん
- 投稿日:2015年01月25日
なかなか面白いですね。有難う御座います。
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未完なのが残念
- 購入者さん
- 投稿日:2009年10月19日
津田もお延も、愛し愛される事に非常に自己愛が強い人物。しかし、二人ともそれにまったく気付いておらず、どちらも相手に「自分の理想とする形で愛されたい」と念願している。そんな津田は、過去に自分と将来を誓い合った清子と温泉場で再開するが、なぜ清子が、津田の友人である男に嫁いだかが理解できない。一番のクライマックスで小説が終わっているのが、本当に残念。その後の、津田・お延・清子の関係は?それを取り巻く人々との絡みは?気になって仕方ない。
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- 購入者さん
- 投稿日:2009年03月08日
人の持つエゴというエゴをさらけだして、精神の内部の内部までえぐられるようなすごい作品です。
0人が参考になったと回答