日本を滅ぼす教育論議
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日本を滅ぼす教育論議 (講談社現代新書)
岡本 薫

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商品基本情報

  • 発売日:  2006年01月19日
  • 著者/編集:   岡本 薫
  • レーベル:   講談社現代新書
  • 出版社:   講談社
  • 発行形態:  新書
  • ページ数:  240p
  • ISBNコード:  9784061498266

商品説明

【内容情報】(出版社より)
文部科学省課長が「失敗の本質」を分析

<日本の教育論の「論議の在り方」の欠陥を鋭く指摘し、豊かで生産的な教育論を期待する画期的な書物である。> 文化庁長官 河合隼雄

おそらくは、日本人の多くに共通する何らかの思考プロセスや、陥りがちな論理の陥穽のようなものーーが、日本における教育論議に「すれ違い」や「カラ回り」をもたらし、建設的な教育論議を妨げているのではないか、ということを、ずっと思い続けてきた。以下、これまで漠然と感じてきたそのような「違和感」や「おかしなこと」の背景や構造を、分析・整理しつつ述べていきたい。--<本書より>

「現状」が直視されていないのではないか?
ここで言う「ゆとり」とは、「1時間当たりに教える量」についてのものであり、要するに「学ぶべき内容」と「授業時数」の比率のことである。したがって、この意味での「ゆとり」を拡大するためには、「学ぶべき内容の削減」または「授業時数の増加」の、2つの方法がある。そこで教育行政当局は、その選択の良し悪しはさておき、「前者」の方を選び、いわゆる「教育内容の3割削減」を行った。しかし実は、これと並行して「授業時数」の方も、「完全土曜休業」や「総合的な学習の時間の導入」などのために、「約2割」が削減されたのである。したがって、両者の比率である「ゆとり」は、学年や教科によるバラつきはあるが、全体として「約1割」程度しか生じていないということになる。(中略)過去の日本の教育が「詰め込み」であり、そのために「落ちこぼし」が生じていたのだとしたら、その状況は、全体として約1割程度しか改善されておらず、その後に生じた学力低下の原因のひとつは、「ゆとりを追求したこと」ではなく、むしろ「ゆとりが実現されなかったこと」だったと思われる。--<本書より>
序章 「マネジメント」の失敗
第1章 「現状」の認識に関する論議の失敗
第2章 「原因」の究明に関する論議の失敗
第3章 「目標」の設定に関する論議の失敗
第4章 「手段」の開発に関する論議の失敗
第5章 「集団意思形成」に関する論議の失敗

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
おそらくは、日本人の多くに共通する何らかの思考プロセスや、陥りがちな論理の陥穽のようなものーが、日本における教育論議に「すれ違い」や「カラ回り」をもたらし、建設的な教育論議を妨げているのではないか、ということを、ずっと思い続けてきた。以下、これまで漠然と感じてきたそのような「違和感」や「おかしなこと」の背景や構造を、分析・整理しつつ述べていきたい。

【目次】(「BOOK」データベースより)
序章 「マネジメント」の失敗/第1章 「現状」の認識に関する論議の失敗/第2章 「原因」の究明に関する論議の失敗/第3章 「目標」の設定に関する論議の失敗/第4章 「手段」の開発に関する論議の失敗/第5章 「集団意思形成」に関する論議の失敗

【著者情報】(「BOOK」データベースより)
岡本薫(オカモトカオル)
1955年、東京都生まれ。東京大学理学部卒業。OECD研究員、文化庁課長、文部科学省課長などを経て2006年1月より政策研究大学院大学教授。専門はコロロジー(地域地理学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

商品レビュー(27件)

総合評価
 4.08

ブックスのレビュー

  • 題名に惹かれて
    購入者さん
    評価 5.00 5.00
    投稿日:2010年10月11日

    題名に惹かれて、購入。日本の教育の在り方を示唆しています。

    0人が参考になったと回答

  • Luckup
    評価 5.00 5.00
    投稿日:2007年11月14日

    根拠を示し冷静に分析された内容はとても説得力があり、目からウロコでした。日本の教育の未来が危ぶまれます(T_T)

    0人が参考になったと回答

  • スコットOne
    評価 5.00 5.00
    投稿日:2007年09月09日

    著者の論理構成には眼を見張るものがある。特に、教育関係者に目を通しておいていただきたい一冊です。

    0人が参考になったと回答

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