夢の木坂分岐点 (新潮文庫)
筒井康隆
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内容紹介(「BOOK」データベースより)
夢の木坂駅で乗り換えて西へ向かうと、サラリーマンの小畑重則が住み、東へ向かうと、文学賞を受賞して会社を辞めたばかりの大村常賢が住む。乗り換えないでそのまま行くと、専業作家・大村常昭が豪邸に住み、改札を出て路面電車に乗り、商店街を抜けると…。夢と虚構と現実を自在に流転し、一人の人間に与えられた、ありうベき幾つもの生を深層心理に遡って描く谷崎潤一郎賞受賞作。
商品レビュー(22件)
- 総合評価
3.83
-
まだ意味にならぬうちにも目はひきこまれ…
- nazukezu
- 投稿日:2009年01月26日
■主たる材を夢にとった筒井康隆氏の作品のひとつ。
■筒井康隆氏の作品はほとんどどれもがそうなのであるが、本作品もまた実によみごたえがある。
■かかれたことが「意味」となってあたまにおさまらないうちでもグイグイひきこまれて目はつぎつぎにつづりをおってしまう。そういう状態になるのは夢からの描写であろうとおもわれる箇所である。だから、たぶん、夢の描写なのでイメージゆたかであるために、ことばがハッキリした「意味」をむすぶかむすばぬかのギリギリあたりですでに意識というより無意識のほうはさきにグイグイとひきまれていってしまうのではないか……などとシロートかんがえにおもったのだが、どうだろうか。その、意味もハッキリわからぬままにグイグイひきこまれるという読書体験が本書のおおきなおもしろみの1つでもあろうかなどとシロート考えにおもうのだが……
■本作品は谷崎潤一郎賞を受賞した。■2人が参考になったと回答
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