家族力　（文春文庫）

山本一力

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商品情報

発売日： 2006年09月05日頃
著者／編集：山本一力(著)
レーベル：文春文庫
出版社：文藝春秋
発行形態：文庫
ページ数： 224p
ISBN： 9784167670054

商品説明

内容紹介（「BOOK」データベースより）

「両親。兄弟姉妹。連れ合いと、その身内。そしてわが子。これらのひとが、難局に際して力を分散させず、ひとつに結集すれば…」三度の結婚、二億円の負債、作家を夢見ての貧乏暮らしを支えてくれたのは、いつも「家族」だった。人気時代小説家が語る告白的家族論。人と人のつながり、あたたかさが感じられるエッセイ集。

目次（「BOOK」データベースより）

１　家族の力（家族力）／２　家族の絆（三度目の所帯に嘘はなし／家族四人五万円で暮らすには／スキヤキ番はせわしないが／青いインクの宝もの／私のプロジェクト直木賞／「長幼の序」の遵守）／３　明日はあなたの味方（狛犬が導いた海辺大工町／町は生きている／ときめきの赤い缶／明日はあなたの味方）／４　家族の愛　もうひとつの『あかね空』（子犬と「縁起かつぎ」／終の住処／抜け落ちた記憶／真夜中のやすらぎ／ふるさとはありがたい／もうひとつの『あかね空』）

著者情報（「BOOK」データベースより）

山本一力（ヤマモトイチリキ）
昭和２３（１９４８）年、高知県に生まれる。都立世田谷工業高等学校電子科卒業。旅行代理店、広告制作会社、コピーライター、航空会社関連の商社勤務などを経て、平成９（１９９７）年、「蒼龍」で第７７回オール讀物新人賞を受賞。平成１４（２００２）年、「あかね空」で第１２６回直木賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

商品レビュー（8件）

総合評価: 3.88

ブックスのレビュー（4件）

レビューを見る（4件） / 書く

(無題)

緑の卵とハム

評価 5.00

投稿日：2006年11月29日

筆者の江戸小説をよく読んでいます。
それらの小説に共通する主人公と筆者が重なりました。これだけ有名になったのに書いちゃっていいの？という位、筆者の実体験とそれに関わって傷つけた身内の事が率直な反省と感謝を持って書かれていると思いました。
離婚・借金など家族を語る上で負の内容が多いのに、カラっと明るく感じられるエッセイであるのが不思議ですが、ここは筆力と家族の明るさによるところなのでしょう。
「あかね空」や「損料屋喜八郎控え」などを読んで一喜一憂しラストのどんでん返しに溜飲を下げました。そして主人公にホッとした自分としては、このエッセイも主人公が筆者であり、直木賞受賞に至るまでの苦労と家族がチームワークを発揮していく山本ワールドの小説を読んだような気になりました。本当はこちらが先のお話なんですよね（笑）
「家族ってなんだろうね」と思い始めた親世代にも読んでもいい本ですね。家族を思い返すきっかけになるかも。明快な文体なので細切れ読みしやすく、通勤電車の中で何回か分けて読んでも非常にわかりやすかったです。

2人が参考になったと回答
本の購入

as6733

評価 2.00

投稿日：2010年02月15日

山本一力さんのファンです、本の題名にひかれ購入しました。

0人が参考になったと回答
(無題)

holy_night

評価 5.00

投稿日：2009年11月24日

すぐに発送して頂けた事と、丁寧な梱包に感激しました。

0人が参考になったと回答