スタンプカード 本を購入してスタンプ獲得 抽選で最大1,000ポイントプレゼント
現在地
トップ >  > 新書 > その他

割り箸はもったいない? 食卓からみた森林問題 (ちくま新書)

748(税込)送料無料

商品情報

  • 発売日:   2007年05月
  • 著者/編集:   田中淳夫
  • レーベル:   ちくま新書
  • 出版社:   筑摩書房
  • 発行形態:   新書
  • ページ数:   203p
  • ISBN:   9784480063649

商品説明

内容紹介(「BOOK」データベースより)

「割り箸が森林を破壊する」という言説がまかり通る日本。その論拠は「使い捨てだから」だという。でも、本当に割り箸は環境破壊の元凶なのだろうか?森を守る割り箸の役割に光を当て、自称エコロジストの独善的な論理を検証する。最も身近な木材から、中国の森林問題やヨーロッパの木材生産、はたまた日本の森と林業の未来について考える。

目次(「BOOK」データベースより)

第1章 割り箸づくりの現場から/第2章 「もったいない」から生まれた割り箸/第3章 市場を席巻する中国製割り箸/第4章 寄せては返す、割り箸不要論/第5章 国産割り箸に未来はあるか/第6章 割り箸から読み解く環境問題

著者情報(「BOOK」データベースより)

田中淳夫(タナカアツオ)
1959年大阪生まれ。奈良県在住。静岡大学農学部林学科卒業後、出版社、新聞社等勤務を経て、現在フリーのジャーナリスト。主に森林・林業や田舎暮らしをテーマにした執筆活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

関連特集

商品レビュー(20件)

総合評価
 3.90

ブックスのレビュー(6件)

  • 直感と安易なイメージで悪者が出来上がる
    Pesca
    評価 4.00 4.00
    投稿日:2007年11月05日

    私も常々“うさんくさい”と思っていたマイ箸運動ですが、実態がわから
    ないので適切な反論もできず、環境問題への取り組みの一つとして、あ
    る意味「しょうがない・・」と感じていた問題なので、とても興味深く読むこ
    とができました。
    本書では、割り箸の生い立ちから製法、そして割り箸が置かれている
    現状や社会的な背景、さらに箸文化から日本の林業の将来まで、幅広
    い視野に立って割り箸の意義を論じています。
    今、割り箸生産のほとんどは中国に依存しています。だからといってそ
    のことが中国の森林破壊に直結していることなどありえないという事実
    や、まして熱帯雨林の破壊など割り箸にとっては無実の罪を着せられた
    ようなものであることがよくわかります。
    割り箸文化は日本人にとって、けじめの心、清潔の心、そして何より
    “もったいない”の精神から生まれた、環境への配慮という点で非常に優
    れた文化といえます。
    森林破壊を問題にするならば、建築材料などもっと違う視点に立たな
    ければ意味がありません。割り箸を悪役に仕立てるのは簡単ですが、
    どうしても“弱いものイジメ”に見えてしかたありません。
    マイ箸運動を全面否定するつもりはありませんが、他人に強制したり、
    それを見せびらかしたりする人は私としては信用できません。ひっそりと
    やっていただきたいものです。
    それをしているからといって「私は森林破壊に手を染めていません」と
    言わんばかりの態度はとても感じ悪いです。ましてや汚れたマイ箸をティ
    ッシュで拭いたり、大量の水で洗ったりしているのかと思うと・・・
    (マイ箸運動家の本もいずれ読んでみたいとは思うのですが・・)
    また、最後の方では日本の林業の行く末について、世界の林業との違
    いの中から、割り箸利用もさることながら、間伐材の利用など積極的な
    国産材の利用を探ることの重要性を説いてあります。
    割り箸一膳から日本の林業や環境問題まで、いろいろと考えることが
    できる一冊といえるでしょう。

    1人が参考になったと回答

  • 多くの人には目からウロコなのでは?
    wpanda
    評価 5.00 5.00
    投稿日:2007年09月01日

    真実ではない情報がマスメディアの力によって,事実に祭り上げられていく典型の事例。しかし,それは真実とはほど遠い。日本の割り箸が森林破壊につながるはずがないことは,少し環境をかじったことのある人であれば,周知の事実であるが,それを丁寧に丹念に調べ上げて書き上げた姿勢には好感が持てる。

    1人が参考になったと回答

  • (無題)
    購入者さん
    評価 5.00 5.00
    投稿日:2007年06月22日

    著者が書いているように、一時期割り箸が森林破壊の元凶とまで言われていました。冷静に考えると、たかが割り箸のために、1本の木材をまるまる使用するわけがないと思っていましたので、製材後の端材から作られるとのことで、私の考えもいい線を衝いていたなと思いました。

    1人が参考になったと回答

楽天ブックスランキング情報

  • 週間ランキング

    ランキング情報がありません。

  • 日別ランキング

    ランキング情報がありません。

ご注文できない商品

最近チェックした商品

    ※表示を削除したい場合は閲覧履歴のページから削除お願いいたします

    ランキング:新書

    ※1時間ごとに更新

    1. 1
      【予約】独断と偏見
      【予約】独断と偏見

      二宮 和也

      1,100円(税込)

    2. 2
      【予約】ゴールデンカムイ 鶴見篤四郎の宿願 アニメBlu-ray同梱版
      【予約】ゴールデンカムイ 鶴見篤四郎の…

      野田 サトル

      5,368円(税込)

    3. 3
      「普通がいい」という病
      「普通がいい」という病

      泉谷 閑示

      1,078円(税込)

    4. 4
      ユダヤ人の歴史
      ユダヤ人の歴史

      鶴見太郎

      1,188円(税込)

    5. 5
      【予約】コロナ後遺症 〜治らない“慢性不調”の正体〜
      【予約】コロナ後遺症 〜治らない“慢性…

      平畑 光一

      990円(税込)

    購入データ自動連携!楽天ブックス公式 無料 読書管理パプリ Readee

    このページの先頭へ