商品説明
| 人は弱きものである。その弱さを引き受けどう生きるべきか。 敗戦、引き揚げ、捕虜生活…社会的弱者として生きながらえた戦後、今もなを心に影を落とす、極限状態の中で生きるために選んだ行い。 文学と考古学という異なるフィールドで長く活躍してきた二人が、これまで誰にも語れなかった思いを吐露し合い、現代を生きる人たちにメッセージを送る。 【内容】 ここまで語ることは許されるのか? 己の悪を凝視し、絶望的体験の地底から恐るべき記憶と無類のユーモアを武器に、日本人再生の希望を掘り起こす。迫真のライブトーク! 「対談中に私の目が曇り、五木さんの声の震える瞬間があった。私は作家・五木寛之さんの言葉や文章力や考え方に、幼き日からの人間形成の道のりが確かによみとれると思った。」 ? あとがきより 大塚初重 「私はこれまで、ずいぶん多くの人々と対話を重ねてきた。しかし、今回の大塚初重先生との対話ほど、よく笑い、かつ深く感動した機会はなかったように思う。それは圧倒的な体験だった」 ? まえがきより 五木寛之 「平和な時代に改めて戦争の話を持ち出しても野暮だと言われることを承知の上で」、二人は重い記憶を掘り起こし、現代の私たちに問う。年間3万人もの自殺者がいて、子殺し、親殺しが跋扈する。戦争でもないのになぜ人の命はこんなにも軽くなってしまったのか。人は皆、小さな弱き者にすぎない。己の弱さと向き合い、他の弱き者の思いに寄り添うことのできる人間でありたい?。 【著者紹介】 五木寛之(いつきひろゆき) 1932年(昭和7年)福岡県生まれ。66年「さらば、モスクワ愚連隊」で小説現代新人賞、67年「蒼ざめた馬を見よ」で直木賞。新作に「21世紀仏像シリーズ」「林住期」など。 大塚初重(おおつかはつしげ) 1926年(大正15年)東京都生まれ。日本考古学界の第一人者として、登呂遺跡や綿貫観音山古墳をはじめ、多くの発掘を手掛ける。現在、明治大学名誉教授。05年瑞宝中綬章叙勲。著書に「考古学から見た日本人」など多数。 |
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
おのれの悪を凝視し、絶望的体験の地底から恐るべき記憶と無類のユーモアを武器に、日本人再生の希望を掘りおこす。迫真のライブ・トーク。
【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 弱き者、汝の名は人間なり(人は弱し、されど強し/虎屋の羊羹、銀座のネオンで殴られる/ジェノサイド(集団殺戮)そのものの東京大空襲/生き地獄ー戦友を蹴落として生き延びる/悪を抱えて生きること/語りえなかった引き揚げの真実)/第2章 善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや(極限状態で交錯する善と悪/二度目の撃沈と敗戦/涙の漫才修行ー人生に無駄はない/日本の植民地支配の爪あと/語られない引揚者の悲劇ー残留孤児と不法妊娠/右へ左へ揺さぶられ続けるのが人生)/第3章 心の貧しさと、ほんとうの豊かさ(肉親の死を身近に感じる大切さ/お金という魔物/学内闘争でつるし上げられる/わが青春の登呂遺跡発掘/人は泣きながら生まれ、時に優しさに出あう/経済的貧困と貧しさとの違い/金では買えない「誇り」を抱いて)/第4章 人身受け難し、いますでに受く(人生の峠道でたたずむ/人間性と謙虚さー前田青邨先生の教え/斜陽館での一夜ー師匠と弟子の『人生劇場』/赤線とドジョウすくい/想像力の欠如と「心の教育」/人間として生まれた奇跡と幸運/なぜ人を殺してはいけないのか)/第5章 人間は、ひとくきの葦である(「負け組」などいない/辛いことも直視する勇気をもちたい/時には黙ってただ寄り添うことも大事/潔癖すぎる現代社会/だれにでもある不安やコンプレックス/弱き者たちへー人は皆、それぞれの生を生きる)
【著者情報】(「BOOK」データベースより)
大塚初重(オオツカハツシゲ)
1926年(大正15年)東京都に生まれる。45年に輸送船が二度撃沈され漂流、九死に一生を得る。復員後は働きながら明治大学の夜間部に学び、同大学院文学研究科史学専攻博士課程修了。日本考古学界の第一人者として、登呂遺跡や綿貫観音山古墳をはじめ、多くの発掘を手掛ける。日本考古学協会会長のほか、文化庁文化財保護審議会専門委員、日本学術会議会員、山梨県立考古博物館館長等を歴任。明治大学名誉教授、登呂遺跡再整備検討委員会委員長。2005年瑞宝中綬章叙勲
五木寛之(イツキヒロユキ)
1932年(昭和7年)福岡県生まれ。生後まもなく朝鮮にわたり、戦後47年引揚げ。66年「さらば、モスクワ愚連隊」で第6回小説現代新人賞、67年「蒼ざめた馬を見よ」で第56回直木賞、76年「青春の門」筑豊編ほかで第10回吉川英治文学賞を受賞。英文版『TARIKI』が2001年度「BOOK OF THE YEAR」(スピリチュアル部門)に選ばれた。02年に第50回菊池寛賞、04年に第38回仏教伝道文化賞を受賞。現在直木賞、泉鏡花文学賞その他多くの選考委員をつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
関連特集
ページ:{{ currentPage }}/{{ pages }} {% if (currentPage !== 1) { %} (最初に戻る) {% } %}商品レビュー(5件)
- 総合評価
4.4
ブックスのレビュー
まだレビューがありません。 レビューを書く
楽天ブックスランキング情報
-
週間ランキング
ランキング情報がありません。
-
日別ランキング
ランキング情報がありません。


















