非線形科学 (集英社新書)
- | レビューを書く
968円(税込)送料無料
この商品が関連するクーポン・キャンペーンがあります(10件)開催中のキャンペーンをもっと見る
※エントリー必要の有無や実施期間等の各種詳細条件は、必ず各説明頁でご確認ください。
- 【ポイント5倍】図書カードNEXT利用でお得に読書を楽しもう♪
- 【スタンプカード】本・書籍を1,500円以上購入でスタンプ獲得!
- 【楽天ブックス×楽天ウェブ検索】条件達成で10万ポイント山分け
- 【楽天モバイルご契約者様】条件達成で100万ポイント山分け!
- 条件達成で本全品ポイント2倍!楽天ブックスの読書管理アプリを使おう
- 本・雑誌在庫あり商品対象!条件達成でポイント最大10倍 2025/6/1-6/30
- 【楽天ブックス×楽天ラクマ】条件達成で10万ポイント山分け!
- 【Rakuten Fashion×楽天ブックス】条件達成で10万ポイント山分け!
- エントリー&お気に入り新着通知登録で300円OFFクーポン当たる!
- 条件達成で楽天限定・宝塚歌劇月組貸切公演ペアチケットが当たる
商品説明
内容紹介(出版社より)
「無生物」にさえ、秩序が生まれるのはなぜか?
非線形科学は、自然の生きた姿をそのままに探求する新しいサイエンス。生物はもちろん、波や砂丘などの無生物にも一定のかたちができていくのはなぜ? 世界的な学者がわかりやすく解説する。
内容紹介(「BOOK」データベースより)
自然界の秩序は、どのように生み出されているのだろうか。すべてのものがエントロピーを生成し崩壊に向かう物理法則のなかで、どのように森羅万象が形づくられているのだろう?自然にでき上がる模様などのパターン、自ずと同期するリズムや振動ー実は、意思を感じざるを得ないような不思議な自然現象にも、複雑で手のつけようのなさそうな現象にも、明快な法則・能動因が潜んでいる。そして、非線形科学は、これまでの科学とは異なる視点から、その動的な機構を明らかにする。私たちに新たな自然観を与える非線形科学について、第一人者が分かりやすく解説した、知的好奇心を刺激する入門書。
目次(「BOOK」データベースより)
第1章 崩壊と創造/第2章 力学的自然像/第3章 パターン形成/第4章 リズムと同期/第5章 カオスの世界/第6章 ゆらぐ自然
著者情報(「BOOK」データベースより)
蔵本由紀(クラモトヨシキ)
1940年生まれ。京都大学名誉教授。京都大学理学部卒。同大学大学院理学研究科博士課程修了。京都大学理学部助教授、基礎物理学研究所教授、同大学院理学研究科教授、北海道大学大学院理学研究院COE特任教授等を歴任。自然界の同期現象を数学的に説明した蔵本モデル(75年)等の業績で世界的に知られる。「同期現象などをめぐる非線形科学の先駆的研究」により2005年度朝日賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
商品レビュー(40件)
- 総合評価
3.62
-
非線形科学って、すごいと思った
- しゅうえい
- 投稿日:2009年04月28日
非線形科学という今まで触れようとも思わなかった分野である。立ち読みして、何か世の中にヒントを与えてくれそうな分野であると感じた。学んでみたいと思い、手に取ってみた。
結構難しいが、何とかおぼろげに理解できた。やはりこれは世の中へのヒントがふんだんに隠されている。もっと理解を深めたいと思った。面白かった。
ローレンツモデルにおいては、複雑な系を3つのパラメータで定性的に式化している。これは、複雑な系が、最終的にあるポイントに収束することを表している。線形の式では、条件が変わらない限り、一定の変化をし続けるが、現実にはそうではない。それを概念的に表したモデルと言える
また、あるポイントを過ぎると急激に変化が起こる(座屈など)を分岐理論と呼んでいる。分岐理論においては、定性的に同一の状態が、変化することで起こる。これを理解するということは、その変化の節目を質的にどう変化するかをつかむことと言える。
平衡状態が安定な状態とは限らない。1つの自由度が変化することで全てが不安定になるという非常に微妙な状態のことであるから。
システムの安定性がまさに失われようとしているとき、すべての自由度が不安定化する訳ではなく、その中の1つか2つの自由度が不安定化するに過ぎない。最もゆっくりと変化する自由度が全体の方向性を支配している。それは、安定と不安定の臨界状態にあり、どちらの方向へ進むかが定まらなまま変化しているからである。その他の自由度は、このゆっくりとした自由度の元で早い変化を起こす。つまり、この特定の自由度に「縮約」されている。
同期という現象が非常に様々な事柄の進みに寄与していると感じた。生物の生態現象であれば、複数の細胞が同時に同じ動きをする。これはまさしく同期である。また、人と人とのコミュニケーションについては、2種類の同期が全くそれにあたる。同調する同期(引力)と反発する同期(斥力)である。この辺りを理解すると様々な日常の事柄に対処できそう。結構、面白いポイントだ。
ただ、フラクタル理論までいくと、この本の難しさにぶちあたる。その難しさをいかに簡単に見せるかという努力は、とても伝わってくるが、やはり難しい。そんな中で、これからの非線形科学がどうなるのかとても興味を持てた。
壁にぶち当たったら、読んでみたい。全く違った角度から新しい発想が出来そうである2人が参考になったと回答
-
勉強用
- 購入者さん
- 投稿日:2010年05月11日
情報数学の勉強をしているときに非線形という言葉が出てきたので、非線形とはどういうものなのかを勉強するために購入しました。普通の人でも分かりやすい言葉でまとめられているのでお勧めです。
0人が参考になったと回答
楽天ブックスランキング情報
-
週間ランキング
ランキング情報がありません。
-
日別ランキング
ランキング情報がありません。