内容紹介（「BOOK」データベースより）

虚実綯い交ぜの奔放なファンタジーの中に、人間の真実をさりげなく描き出すゲーテ。人間の美的教育という永遠不変の理想に真っ向から取り組むシラー。両者の詩魂が反響する豊穣な歌物語の世界。

目次（「BOOK」データベースより）

ゲーテとシラーのバラード制作に至る前史／美神を刻むゲーテー『ピュグマリオン』／宝を掘るゲーテー『宝掘り』／ゲーテの霊と肉の物語ー『パリア』／ゲーテの現代性ー『魔法使いの弟子』／シラーの幸福論ー『ポリュクラテスの指輪』／シラーの英雄論ー『潜水夫』／シラーの友情論ー『身代り』／シラーの芸術至上主義ー『ハプスブルク伯爵』

著者情報（「BOOK」データベースより）

坂田正治（サカタマサジ）
熊本大学文学部教授。昭和１７年６月１７日熊本県生まれ。昭和４２年３月東京大学文学部独文学科卒業。昭和４４年３月同大学院修士課程修了。昭和４４年４月熊本大学法文学部（当時）着任（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）