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内容紹介
大阪の下町にある中華料理店・戸村飯店。この店の息子たちは、性格も外見も正反対で仲が悪い。高3の長男・ヘイスケは、昔から要領が良く、頭もいいイケメン。しかし地元の空気が苦手で、高校卒業後は東京の専門学校に通う準備をしていた。一方、高2の次男・コウスケは勉強が苦手。単純でやや短気なのが玉にキズだが、誰からも愛される明朗快活な野球部員。近所に住む同級生・岡野に思いを寄せながら、時間があいているときは店を手伝い、卒業後は店を継ぐつもりでいた。 春になり、東京に出てきたヘイスケは、カフェでバイトをしながら新生活をはじめる。一方コウスケは、最後の高校生活を謳歌するため、部活引退後も合唱祭の指揮者に立候補したり、岡野のことを考えたり、忙しい日々を送っていた。ところが冬のある日、コウスケの人生を左右する大問題が現れて……。 単純でバカでかっこわるいけど、やっぱりかっこいい男子の姿を見事に描いた瀬尾まいこ渾身の一作! この春旅立つ人や、何かに迷っている人にはぜひ読んでほしい、瀬尾まいこ・待望の書き下ろしの登場です。 |
内容紹介(情報提供:絵本ナビ)
![]() 上の子に勧めていますが、まだ読んでいません。 私自身、ボランティア仲間のお母さんに、最近紹介してもらった作品です。 目茶目茶よかったです。この本が連載されていた雑誌がどういうジャンルの人たち向けなのか、今イチわかりませんが、 ぜひ!これから自分の進路を決めなくてはいけない年頃の、中高生に読んでもらいたい1冊です。 主人公は年子の兄弟、ヘイスケ(兄)とコウスケ(弟)のふたりの視点を交互に行き来しながら進んでいきます。 何でもそつなくこなして、飄々としているイケメンのヘイスケ。 どこにでもいる普通の、でも親しみのもてる熱血少年コウスケ。 読み進めていくうちに、兄弟のどちらもがお互い『隣の芝生は青く見えていた』のだということが分かってきます。 思春期の少年少女たちが、この作品に触れて、ホントにやりたいこと。心の奥底に眠っている自分の本心。に気づいて、何かをつかむきっかけが生まれてくれたりしたら素敵!と、思いました。 大人が読んでもOKです!ぜひ、親子で読んで、この素敵な物語を分かち合ってはいかがでしょう! この本を教えてくれた友人に、本当に感謝してます! 「ありがとう!!」(てんぐざるさん 40代・埼玉県 女の子15歳、女の子10歳) ![]() |
内容紹介(「BOOK」データベースより)
切っても切れないくされ縁?さわやか爆笑コメディー。
著者情報(「BOOK」データベースより)
瀬尾まいこ(セオマイコ)
1974年大阪府生まれ。大谷女子大学国文科卒業。2001年「卵の緒」で坊っちゃん文学賞大賞を受賞し、翌年、単行本『卵の緒』(マガジンハウス)でデビュー。2005年『幸福な食卓』(講談社)で吉川英治文学新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
関連特集
商品レビュー(233件)
- 総合評価
4.12
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瀬尾まいこさんのファンです。
- 購入者さん
- 投稿日:2009年06月21日
表紙から受ける印象の所為か、読み始めるまでになんとなく時間がかかったですが、とてもおもしろかったです。
大阪の下町を舞台に、まるで正反対の兄弟が巣立っていく様がとても心に届きました。久しぶりに本を読んで笑ったし、じーんと来たし、私自身鬱陶しいと感じていた人間関係も、なかなかいいなあって感じました。お風呂で関西弁を声に出して読みました。わかりやすくて瀬尾さんファンです。0人が参考になったと回答
-
- 級長Q
- 投稿日:2008年06月17日
最高です!
関西弁を使いながらのユーモアあふれるセンスも楽しめます。そして2人の兄弟が別々の道を歩みながら、思わぬ方向に進んでいきます。0人が参考になったと回答
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- mamamamamamoma
- 投稿日:2008年04月14日
クールでそつがなく何事にもうまく対処出来る『ええかっこしい』で『都合のよい』兄。ストレートで熱く単純で不器用で一度に一つのことしか出来ない『おばかな』弟。
故郷の町や家族のべたべたの関西ののりに、疎外感と孤立感を感じる兄。故郷の町や家族から自立できない、こってりしたネイティブ関西人の弟。
疎外された世界から逃げ出すために(自分の人生という目標が全く欠落した状態で)無理やり自分で大人になった19歳の兄。自分の故郷や家族からの旅立ちなど考えられない(自分の人生という目標が全くイメージ出来ない)『学生』のままの一つ違いの弟。
瀬尾作品には珍しい男性キャラ二人の『対位法』によるストーリーですが、根底にあるテーマは家族や人生をめぐる喪失と再発見、再生の物語です。0人が参考になったと回答
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