オオカミグーのはずかしいひみつ　（絵本・こどものひろば）

木村裕一
, 宮西達也

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商品情報

発売日： 2008年04月
著者／編集：木村裕一, 宮西達也
レーベル：絵本・こどものひろば
出版社：童心社
発行形態：絵本
ページ数： 32p
ISBN： 9784494007967

商品説明

内容紹介

オレのかあさん。世界一のおかあさん。

オオカミグーのおかあさんはイタチ。みなし子のグーを育ててくれたのです。でもお母さんがイタチだなんて、はずかしくて仲間には秘密です。ある日、グーはとなり山のオオカミに襲われます。そのとき、すて身でグーを守ったのはお母さん…。どんなに大きくなっても、お母さんはいつもグーが心配でした。グーはあらためてお母さんの愛を知り、誇りに思うのです。

内容紹介（情報提供：絵本ナビ）

オオカミのグーはおかあさんがきらいでした。それは、おかあさんがイタチだからです。「やーい、おまえのかあさん　イ・タ・チー」みんなにそういわれるたびにはずかしくて・・・。捨て子だったグーはイタチのおかあさんに拾われ、かわいがられて育ったのです。「そのことはうれしいけど、いまのグーにとっては、ともだちにバカにされないことのほうがたいせつです」グーはおかあさんのことを知られないよう遠くに行って遊ぶようになり、どんどん大きくケンカも強くなっていつのまにかグループのリーダーになりました。あるとき対立する隣山のオオカミたちがひきょうな手段でグーをおそいます。やられてしまいそうになったとき、岩かげから小さな黒いカゲが飛び出して・・・。「かっこいい」「強い」ことが大事な、年頃の男の子。嫌がられるとわかっていても、つい心配して様子を見に行ってしまう母。子どもの気持ちで読んでも、親の気持ちで読んでも、感情移入して切なくなります。ユーモラスななかに独特の純情が感じられるお話絵本は、さすがきむらゆういちさんと宮西達也さんのコンビ！読んだ子どもたちの心にどんなものを残してくれるでしょうか。続編に『オオカミグーのなつかしいひみつ』がありますよ。
（絵本ナビライター　大和田佳世）

長女が学校で借りてきて読んだ本です。
子供より、親にストレートに心に響く本じゃないかと思いました。親は、子供がどんな子でどんな悪いことをしてしまっても躊躇せず、子供を守る、守れるものなんだと。

私には、三人の子供がいてかわいいときだけでなく、ぶつかることもあります。それでも向かい合って、子供にとって良い方向に導き、どんなときも無条件にわが子を好きでいないといけない、と思いました。

子供は、よくわかっていないような感じでしたが、何回も読んでくうちに色々なことを気付かせてくれる本だと思いました。（のんちゃんのママさん　30代・茨城県　）

【情報提供・絵本ナビ】

内容紹介（「BOOK」データベースより）

オオカミのグーはおかあさんがきらいでした。でもおかあさんの「愛」ってつよくて大きい。

著者情報（「BOOK」データベースより）

きむらゆういち（キムラユウイチ）
木村裕一。東京に生まれる。多摩美術大学卒業。造形教育の指導、テレビ幼児番組のブレーンなどを経て、現在、絵本・童話の創作、作詞、戯曲・コミックの原作、小説の執筆、女子大学講師をつとめるなど、幅広く活躍。『あらしのよるに』（講談社）で、産経児童出版文化賞・講談社出版文化賞絵本賞受賞。同作品の舞台脚本で斎田喬戯曲賞ほか受賞

みやにしたつや（ミヤニシタツヤ）
宮西達也。静岡県に生まれる。日本大学芸術学部美術学科卒業。作品に、『おまえうまそうだな』（けんぶち絵本の里大賞）『帰ってきたおとうさんはウルトラマン』『パパはウルトラセブン』（ともにけんぶち絵本の里大賞・以上学習研究社）『うんこ』（けんぶち絵本の里大賞・びばからす賞）『おおきな絵本にゃーご』（第３８回造本装幀コンクール展読書推進運動協議会賞）『きょうはなんてうんがいいんだろう』（講談社出版文化賞・絵本賞・以上鈴木出版）など多数ある（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

商品レビュー（32件）

総合評価: 4.67

ブックスのレビュー（18件）

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お母さんにおすすめ

vanderwoodsen

評価 5.00

投稿日：2008年08月30日

子供に買ったものの、私のほうが先に涙してしまいました。グーの子供としての言い分（秘密にしていたい気持ち）とイタチの母親の心配する気持ちが最初はグーには上手く通じないところが、どこにでもある親子の関係。
子育てに悩むときが誰でもあると思いますが、そんな時にはぜひ読んでみてください。母親の愛情の大きさに包まれます。

2人が参考になったと回答
(無題)

にじいろのウサギ

評価 5.00

投稿日：2012年11月19日

図書館で借りて気に入ったのでどうしてもほしくなってしまいました。イタチが捨てられていたオオカミの子供を自分の子供として育てるはなしです。子供のための絵本なんですが、命をかけて自分の子供を守った母親の気持ちを考えたら涙がでてしまいました。どんなに大きくなろうが、強くなろうが母親にとっては大事な子供であり命をかけても守りたい大事な存在ですもんね。

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宮西達也さんの絵本が好き

購入者さん

評価 4.00

投稿日：2010年12月26日

子供へ読み聞かせるために買ったのですが、読んでいる私の方が泣きそうになってしまい、何度読んでも途中で声が震えてしまいます。「何があっても子供を守る」そんな気持ちを私も持っていたはずなのに、日常の忙しさの中で怒ってばかりいる自分への啓発にもなりました。

1人が参考になったと回答