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さまよう刃　（角川文庫）
東野　圭吾

ユーザ評価 4.14（1,770件）
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商品情報

発売日： 2008年05月24日頃
著者／編集：東野　圭吾(著)
シリーズ：さまよう刃
関連作品：さまよう刃
レーベル：角川文庫
出版社： KADOKAWA
発行形態：文庫
ページ数： 512p
ISBN： 9784043718061

商品説明

内容紹介

⇒2010年7月発売『プラチナデータ』はこちら※楽天ブックスでは、商品に付属している帯は広告として扱っており商品の一部としておりません

内容紹介（出版社より）

長峰重樹の娘、絵摩の死体が荒川の下流で発見される。犯人を告げる一本の密告電話が長峰の元に入った。それを聞いた長峰は半信半疑のまま、娘の復讐に動き出す。遺族の復讐と少年犯罪をテーマにした問題作。

内容紹介（「BOOK」データベースより）

長峰の一人娘・絵摩の死体が荒川から発見された。花火大会の帰りに、未成年の少年グループによって蹂躪された末の遺棄だった。謎の密告電話によって犯人を知った長峰は、突き動かされるように娘の復讐に乗り出した。犯人の一人を殺害し、さらに逃走する父親を、警察とマスコミが追う。正義とは何か。誰が犯人を裁くのか。世論を巻き込み、事件は予想外の結末を迎えるー。重く哀しいテーマに挑んだ、心を揺さぶる傑作長編。

著者情報（「BOOK」データベースより）

東野圭吾（ヒガシノケイゴ）
１９５８年、大阪府生まれ。大阪府立大学工学部卒業。エンジニアとして勤務しながら、８５年『放課後』で第３１回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。９９年『秘密』で第５２回日本推理作家協会賞、２００６年『容疑者Ｘの献身』で第１３４回直木賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

商品レビュー（1,770件）

総合評価: 4.14

ブックスのレビュー（566件）

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重い内容です

伊右衛門8996

評価 4.00

投稿日：2014年09月03日

自身が娘を持つ父親の立場だったどう行動したか考えさせられました。
東野圭吾の作品は、素晴らしいですね。

18人が参考になったと回答
(無題)

ねこ０６

評価 5.00

投稿日：2020年01月13日

さすが東野圭吾作品です。最後まできをぬけませんでした。悲しい結末です。レビュー遅くなりました。

16人が参考になったと回答
少年法の問題

超哲人

評価 3.00

投稿日：2018年06月20日

娘を性犯罪で蹂躙された上殺害された父親の復讐劇を通して、少年犯罪の問題に迫るという作品です。
少年法はたとえ極悪犯罪を犯した少年でも、未成年で未熟であるという前提のもと更正のため保護されるという主旨の法律であり、被害者、遺族側に対しては何の手当もなされていない現状についての東野氏からの問題提起です。
密告情報により犯人を知り、一人を惨殺後、さらにもう一人への復讐も遂げられるかという内容が描かれています。ラストはあまりにあっけなくあまりに悲しくやるせない結末でした。被害者とはいえすでに犯人の一人を殺害してしまった父親の結末は、鬼畜のような少年が犯人とはいえ、決して復讐は許されるものではなくこのような結末にせざるを得なかったのでしょう。
謎解きの要素はゼロで、読後なんともやりきれない気持ちになりましたので、重いテーマを扱った作品でやむを得ないところもあると思いますが個人的評価としては★３つ評価としました。

16人が参考になったと回答