商品基本情報
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【内容情報】(「BOOK」データベースより)
わたしは「みんな」を信じない、だからあんたと一緒にいるー。足の不自由な恵美ちゃんと病気がちな由香ちゃんは、ある事件がきっかけでクラスのだれとも付き合わなくなった。学校の人気者、ブンちゃんは、デキる転校生、モトくんのことが何となく面白くない…。優等生にひねた奴。弱虫に八方美人。それぞれの物語がちりばめられた、「友だち」のほんとうの意味をさがす連作長編。
【目次】(「BOOK」データベースより)
あいあい傘/ねじれの位置/ふらふら/ぐりこ/にゃんこの目/別れの曲/千羽鶴/かげふみ/花いちもんめ/きみの友だち
【著者情報】(「BOOK」データベースより)
重松清(シゲマツキヨシ)
1963(昭和38)年、岡山県生れ。出版社勤務を経て執筆活動に入る。’91(平成3)年『ビフォア・ラン』でデビュー。’99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞を、『エイジ』で山本周五郎賞を受賞。2001年『ビタミンF』で直木賞を受賞する。現代の家族を描くことを大きなテーマとし、話題作を次々に発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
関連特集
商品レビュー(649件)
- 総合評価
4.42
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やはりいつまでたっても友
- Ska_Good
- 投稿日:2016年07月15日
きみの友だち (新潮文庫)
やはりいつまでたっても友
青春時代の心情は微妙なもので、数十年経った今、
勘違いに今気づかされる事があります。
あの頃を思い出せて良かった思います。
今の子供達も色んな思いの中、精一杯頑張っていると思う。
この本できっと何かのヒントになればと思います。9人が参考になったと回答
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自分の中のベスト10入り!
- ひげなしルイージ
- 投稿日:2012年10月23日
連作短編というか長編連作というか、周りの友だちをそれぞれ主人公にした短編集で、それぞれに繋がりがあり、全体で一つの物語になっている。構成自体もすばらしいが、内容が良い。小学生から大学生までが短編の主人公だが、子どもは時として大人よりも残忍で、決してクリーンな物語ばかりではない。ハッピーエンドとまではいかなくとも、どこか「あーよかった」と思えるような救いのある終わり方。これまで人生で読んだ中でベスト10には入る名作。受賞作でもヒット作でもないけれど、色んな世代の方に読んで欲しい。
4人が参考になったと回答
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若干、分かりにくい構成ですが、、
- hamham001
- 投稿日:2011年09月07日
重松氏の本は初めてです。
「きみ」が色々な登場人物に入れ変わり視点も変化していくのですが、最後まで読んでやっとその全体像が分かってくるため、じっくり読んでいく必要が有ります。
ただ、思春期の頃の複雑な心境や、友人との関係や思いが細かく描かれており、自分の思い出を呼び覚ましてくれる部分も多々有り、最後はさわやかな気持ちで読み終える事ができました。3人が参考になったと回答