
商品情報
- 発売日: 2008年10月03日頃
- 著者/編集: 小林輝子, 赤羽末吉
- レーベル: こどものとも絵本
- 出版社: 株式会社 福音館書店
- 発行形態: 絵本
- ページ数: 32p
- ISBN: 9784834023787
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内容紹介
そばがらじさまの捨てた犬を、まめじさまが拾い、大切に育てていると、犬がたくさんのかもしかを捕まえてきて、まめじさまは、たくさんのしし汁にありつけます。それを羨んだそばがらじさまが、犬を無理やり連れていきますが、犬は言うことを聞かず、そばがらじさまは、ひどい目に。花咲爺のもとになるお話で、大空に灰を蒔いて雁の目つぶしをしてとる「雁とり爺」のお話です。内容紹介(情報提供:絵本ナビ)
![]() 知らないお話だったので、読んでみました。 欲深く意地悪なおじいさんと、正直者で気の優しいおじいさんが 出てくるあたり、いかにも日本の昔話という感じです。 魚を捕ろうと仕掛けた網に、偶然入っていた子犬がポイント。 大きく育った子犬が、なんとも不思議な連鎖を巻き起こすんですね。 命を助けてくれたお礼に、恩返しという感じでしょうか。 こういう流れも、日本昔話のあるあるパターンではありますが、 内容が結構奇抜で、驚かされる感じでした。 作者が岩手の方ということで、お話の中に方言が使われており、 私自身が岩手出身でしたので、本場の訛りを入れつつ読み聞かせた ところ、子どもには大ウケでした。方言は、言葉の言い回しが とても楽しいですよね。 そして、なんといっても赤羽末吉さんの絵がストーリーをより 際立たせていたように思います。 成長した子犬の表情、そして、欲張りなおじいさんの身の上に起きる、 数々の嫌な出来事の描写、正直、9歳の息子に読み聞かせてみて、 こんなにウケるとは思いませんでした。 結末がかなり残酷に思えますが、これぐらいの刺激があった方が、 「悪いことをするとこうなるよ」的なメッセージを子どもも受け取り やすいと思いますので、私的にはありだなと思います。 「がんの まなこさ、はい はいれ」 「とっぴん ぱらりの ぷう。」 は、我が家では一時、ブームになりました(笑)(どんぐりぼうやさん 30代・東京都 男の子9歳) ![]() |
内容紹介(出版社より)
そばがらじさまの捨てた犬を、まめじさまが拾い、大切に育てていると、犬がたくさんのかもしかを捕まえてきて、まめじさまは、たくさんのしし汁にありつけます。それを羨んだそばがらじさまが、犬を無理やり連れていきますが、犬は言うことを聞かず、そばがらじさまは、ひどい目に。花咲爺のもとになるお話で、大空に灰を蒔いて雁の目つぶしをしてとる「雁とり爺」のお話です。
内容紹介(「BOOK」データベースより)
そばがらじさまの捨てた犬を、まめじさまが大切に育てていると、犬がかもしかを捕まえてきて、まめじさまは、しし汁にありつけます。羨んだそばがらじさまが、犬を無理やり連れていきますが、ひどい目に。良いじいさんと悪いじいさんが登場してくる典型的な本格昔話を、選び抜かれた表現で展開する昔話絵本の傑作です。
著者情報(「BOOK」データベースより)
小林輝子(コバヤシテルコ)
1934年、岩手県に生まれる。俳句を作るかたわら、昔話を聞き集めている。風土同人、俳人協会会員。岩手県在住
赤羽末吉(アカバスエキチ)
1910〜1990。東京に生まれた。1959年、日本童画会展で茂田井賞受賞。主な絵本に『ももたろう』(サンケイ児童出版文化賞)、『スーホの白い馬』(サンケイ児童出版文化賞、ブルックリン美術館絵本賞)、さし絵に『白いりゅう黒いりゅう』(サンケイ児童出版文化賞、岩波書店)などがある。1980年、それまでの絵本の業績に対して、国際アンデルセン賞画家賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)