わが家の母はビョーキです
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商品情報
- 発売日: 2008年11月
- 著者/編集: 中村ユキ
- シリーズ: わが家の母はビョーキです
- 出版社: サンマーク出版
- 発行形態: 単行本
- ページ数: 167p
- ISBN: 9784763198716
商品説明
内容紹介
●11月30日(水)の「ザ・世界仰天ニュース」で紹介され、「とにかく感動した」「泣いた! 」と大反響!
●精神医療の歴史を変えた、シリーズ15万部突破のベストセラー
読んだらとにかく家族を大切にしたくなる
31年間の想いが詰まった感動の実話物語。
「母が精神科に通いはじめたとき
私はまだ4歳でしたーー」
これは、精神疾患を患ったお母さんを持つ、
著者の実話を描いたコミックエッセイです。
著者の中村ユキさんが4歳のとき、 お母さんが統合失調症を発症し、
以来、31年間にもわたって母を支え、闘病生活を続けてきました。
近年、「うつ」という言葉が一般に浸透し、
多くの人が「心の病気」で悩んでいることが明らかになっています。
著者のお母さんもその一人でした……。
ただし、病院での診断結果は「うつ」ではなく、
「統合失調症(トーシツ)」です。
以前は「精神分裂病」と言われていたこの病気、
当事者の方がカミングアウトしづらいために、
あまり表には出てこないことが多い病気です。
でも、その裏には家族のやりきれない、
たくさんの想いがあったのです……。
統合失調症を発症する確率は「100人に1人」と言われており、
患者数は「がん」とほとんど変わらないじつは、非常に「ポピュラー」な病気です。
そんな統合失調症に限らず、人知れず病気を抱える人はたくさんいます。
もしかしたら、あなたの大切な人も、例外ではないかもしれません。
本書では「統合失調症」とはどんな病気なのか、
その具体的な内容と回復への道のりを
「家族の視点」から描いています。
また、看病されるお母さんと、
青春時代をすべて捧げて看病する娘の、
心と心のぶつかり合い、通じ合いを深く鮮明に描いた
主人公の成長物語にもなっています。
「ときにはイヤになるけれど、今では幸せな生活を送っています」
そんな著者のリアルな姿が、痛いほど胸を打つ一冊です。
大切な人が病気になることは、誰しもが経験すること。
そんなときに、そっと支えてあげられるヒントが詰まった一冊です。
内容紹介(「BOOK」データベースより)
母が精神科に通いはじめたとき、私はまだ4歳だったー。それでも好きな母親と、泣いて笑って生きてきた。31年間の想いが詰まった感動のコミックエッセイ。
目次(「BOOK」データベースより)
1 発病から20年まちがいだらけの不安な日々(ストレスフルな生活と発病/幻聴に従う/自殺企図 ほか)/2 社会とのつながり回復の兆し(措置入院/その後の手続きイロイロ/恥ずかしい… ほか)/3 私の結婚と新生活(きっかけはお母ちゃん/プロポーズに苦悩/同居生活 ほか)
著者情報(「BOOK」データベースより)
中村ユキ(ナカムラユキ)
大阪府出身。百貨店を退職して上京、マンガ家に。現在はフリーのマンガ家として、紙媒体およびWeb上で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
商品レビュー(147件)
- 総合評価
4.34
-
うつ病、精神疾患
- 購入者さん
- 投稿日:2009年03月26日
恐らく今までにない内容の本ではないでしょうか。私はうつ病なので微妙に立場は違いますが非常に心に残りました。
生活苦とストレスから著者が4歳のときに統合失調症(以前の精神分裂病)を発病した母親との長きに渡る壮絶な生活。夜、目が覚めると母親が包丁を自分につきつけて震えていたり、「殺す」と叫ばれながら追い詰められ、「もういいや死んでも・・・あ、でも、刺されたら痛いかなあ・・・お母ちゃん刑務所行きになるのかな・・・」などと考える著者。(もちろん母親は病気の発作でそうなるので、その時のことは憶えていない)
「お母ちゃんのせいでお前は結婚できないんじゃないか」と申し訳ながる母親に、「お母ちゃんのことで私をふるような人は、きっと本当に私のこと好きなんじゃないんだよ」
と笑う著者・・・
子どもとは、これほどまでに親を愛せるものなのか。涙が出ます。著者は「生まれてこない幸せもある」と絶望した時期もあったそうですが、この言葉もズシリときました。
そして、心優しいご主人と出会い、結婚したことで変わった生活。ご主人という第三者が入ってくれたお陰で「一緒に考えてくれる」仲間が増えたことの喜び。病気のことをもっと勉強したいと言ってくれるご主人と、それに刺激されてどんどん前向きに治療の内容や薬を勉強し始める著者。
いつの間にか、自分の心に余裕が無くなり、母親の気持ちより自分の気持ちを優先させていたと気が付いた著者の、「心が寄り添わなければ、一緒にいても孤独だ」という言葉は、全ての精神疾患の患者の叫びを代弁してくれているような気がします。よくぞ書いて下さった!!と拍手を送りたい気持ちです。
精神疾患をもった人間は、とかく「気力が無いだけだ」「怠け病だ」などと偏見にさらされがちです。そして一番頼りにしたい家族そのものが一番の敵になったりもします。
実際、自分の病気を、どんな病気でどういう薬を飲んでいるのか、どういう方針の治療を受けているのか、私は家族に一度も考えてもらったことがありません。通院も入院もいつも一人でした。
「自分のことを気にかけ、理解しようとしてくれている」と感じられるだけで、どれだけ励みになるか・・・いくら口で「病気に負けるな」「しっかりしろ」と言われても「一緒に頑張るから」という気持ちがなければ、すべては無です。
精神疾患に悩む方、そしてその家族に是非読んで頂きたい一冊です。19人が参考になったと回答
-
- 購入者さん
- 投稿日:2009年04月13日
私の母もこの病気の治療中で、読んでいて自分と重なるところもあり、泣いてしまった場面もありました。総合失調症が身近にない方にも読んで欲しいです。
発病した本人が一番つらいのでしょうが、家族も大変なのです。我慢できず、怒鳴ってる姿をみて家族をけなす人もいますが、家族も精神的に追い詰められています。是非読んでみてください。母に、この本の作者(ご主人も)の様に接する事が出来る様になれたらいいな。7人が参考になったと回答
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- 購入者さん
- 投稿日:2009年04月30日
わかりやす〜く統合失調症のお話を軽いタッチで描いてます。これはトウシツを、こわ〜い病気!だと世間にみられたくないからだと思います。
トウシツもですが、心療系の病気はとても苦しいです。
うつ病はこころのカゼだと書いていますが、ほっといて治るものではなく、ほっとけばほっとくほど悪化していきます。
トウシツは中でも幻聴幻視すら見えてしまう、とても苦しい病気です。
薬も副作用のほうが強く出る場合が多く、患者さんはみんな苦しんで生きています。
サボりだとか、嘘だとか、おかしい奴だとか、気合で何とかなるはずだとか根性が足りないだとか、そういうもので何とかなるものではなく、脳の病気なのです。
どうか冷ややかな目で見つめないで下さい。
これを読むあなたが、こういう病気もあるのだと知るきっかけになれば幸いです。8人が参考になったと回答
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