昭和史(1926-1945) (平凡社ライブラリー)
半藤一利
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商品情報
- 発売日: 2009年06月
- 著者/編集: 半藤一利
- シリーズ: 昭和史 1926-1945
- レーベル: 平凡社ライブラリー
- 出版社: 平凡社
- 発行形態: 全集・双書
- ページ数: 546p
- ISBN: 9784582766714
商品説明
内容紹介
⇒『昭和史(戦後篇(1945-1989))』授業形式の語り下ろしでわかりやすい通史として絶賛を博した「昭和史」シリーズ戦前・戦中篇。同じ過ちを繰り返さないために、今こそ読み直す1冊。
講演録「ノモンハン事件から学ぶもの」を増補。
シリーズ100万部突破
内容紹介(「BOOK」データベースより)
授業形式の語り下ろしで「わかりやすい通史」として絶賛を博した「昭和史」シリーズ戦前・戦中篇。日本人はなぜ戦争を繰り返したのかー。すべての大事件の前には必ず小事件が起こるもの。国民的熱狂の危険、抽象的観念論への傾倒など、本書に記された5つの教訓は、現在もなお生きている。毎日出版文化賞特別賞受賞。講演録「ノモンハン事件から学ぶもの」を増補。
目次(「BOOK」データベースより)
昭和史の根底には“赤い夕陽の満州”があったー日露戦争に勝った意味/昭和は“陰謀”と“魔法の杖”で開幕したー張作霖爆殺と統帥権干犯/昭和がダメになったスタートの満州事変ー関東軍の野望、満州国の建国/満州国は日本を“栄光ある孤立”に導いたー五・一五事件から国際連盟脱退まで/軍国主義への道はかく整備されていくー陸軍の派閥争い、天皇機関説/二・二六事件の眼目は「宮城占拠計画」にあったー大股で戦争体制へ/日中戦争・旗行列提灯行列の波は続いたが…-盧溝橋事件、南京事件/政府も軍部も強気一点張り、そしてノモンハンー軍縮脱退、国家総動員法/第二次大戦の勃発があらゆる問題を吹き飛ばしたー米英との対立、ドイツへの接近/なぜ海軍は三国同盟をイエスと言ったかーひた走る軍事国家への道/独ソの政略に振り回されるなか、南進論の大合唱ードイツのソ連進攻/四つの御前会議、かくて戦争は決断されたー太平洋戦争開戦前夜/栄光から悲惨へ、その逆転はあまりにも早かったーつかの間の「連勝」/大日本帝国にもはや勝機がなくなって…-ガダルカナル、インパール、サイパンの悲劇から特攻隊出撃へ/日本降伏を前に、駆け引きに狂奔する米国とソ連ーヤルタ会談、東京大空襲、沖縄本島決戦、そしてドイツ降伏/「堪ヘ難キヲ堪ヘ、忍ビ難キヲ忍ビ…」-ポツダム宣言受諾、終戦/三百十万の死者が語りかけてくれるものは?-昭和史二十年の教訓/ノモンハン事件から学ぶもの
著者情報(「BOOK」データベースより)
半藤一利(ハンドウカズトシ)
1930年、東京生まれ。東京大学文学部卒業後、文藝春秋入社。「週刊文春」「文藝春秋」編集長、取締役などを経て作家。『漱石先生ぞな、もし』(正続)で新田次郎文学賞、『昭和史1926-1945』『昭和史 戦後篇』で毎日出版文化賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
商品レビュー(241件)
- 総合評価
- 4.48
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(無題)
- にんたま*
- 投稿日:2010年09月10日
日本の転落の歴史でもある昭和史前半で起きた事象の因果関係が分かりやすく解説されている。
若い士官の暴走を止められず、むしろそれに乗っかった結果論主義の軍上層部の政治感覚の無さには読んでいて辟易しますが、飽きることなく続きを読みたくなる内容になっているのが凄い。
海軍善玉論の大きな誤りなど、新しい発見も多々ありました。
まえがきに、日本の節目は40年おきに起きているとの分析も興味深かった。7人が参考になったと回答
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歴史の楽しさ知った一冊
- ひげなしルイージ
- 投稿日:2015年08月24日
学校では学ぶことが難しい、歴史のつながりを大事にして書かれている本です。語り口調で簡単な言葉で書かれているので、歴史に苦手意識を持っている方も読み物として楽しく読めるのではと思います。
戦前、戦後と2冊構成になっており、戦前のこちらは「なぜ日本は戦争をしなければならなかったか」が大きなテーマです。なんとなくしか知らない戦争突入の理由、当時に私たち国民の暮らしなど、目線を下げてわかりやすい説明ですんなり理解できます。おすすめです。5人が参考になったと回答
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お手軽昭和史
- マーさんの兄
- 投稿日:2009年12月25日
戦前、戦中の昭和の歴史は軍の歴史と言っても過言ではないと思います が、軍部の起こした歴史的な事件とそれを取り巻く政治と天皇の位置づけを平易な表現でわかりやすく、編年体(通史)のようなスタイルで書いています。
昭和というと、実感として「歴史」という意識が少ないかもしれませんが、ここに書いてあることで大まかな政治の流れと軍部の独断専行っぷりがわかると思います。こんな奴らが国を動かしていたんだとあきれてしまうこともあると思います。(それは今も変わらない?!)2人が参考になったと回答