商品情報
- 発売日: 2009年07月
- 著者/編集: いしいしんじ, ほしよりこ
- レーベル: おはなしのたからばこ
- 出版社: フェリシモ出版
- 発行形態: 絵本
- ページ数: 79p
- ISBN: 9784894324909
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![]() フェリシモ出版の「おはなしのたからばこ」シリーズ1巻は、作家いしいしんじさんとマンガ家ほしよりこさんが描く『赤ずきん』。「赤ずきん」と言っても、オオカミやおばあさんが出てくるおなじみの「赤ずきん」とはがらっと違う、大人の「赤ずきん」です。何と言っても、書き出しが「あたい 赤ずきん」。彼女がまとっているずきんは透明で、目には見えない。そして、透明な犬(名前はおおかみ)と一緒にいて、ドンデコスタ丸で夕陽の向こうに消えていった男性ジローを思い続けている。綴られているいくつかの物語は、ファンタジーのようでもあり、どこにでもいる女性のお話のようでもあり……。誰にだって、当たり前のように続く日常に、疲れてしまうときがあると思います。がんばっているこの人生は、いつか報われるんだろうかと思ってしまったり、この日々はどこかにたどり着くことはあるんだろうかと考え込んでしまったり……。そんな疲れた夜にそっと開き、静寂の中、何も考えずにいしいしんじさんの文章の心地よさと、ほしよりこさんの描くイラストの透明な世界に、ただただ浸ってみて下さい。カチコチに固まっていた心が、ゆっくりとときほぐれていくことと思います。お供には、ぜひこの本の赤ずきんが好きなリンゴジュースをどうぞ。この絵本の世界に、よりひたれるかも? (編集者・ライター 洪愛舜) ![]() 全頁試し読みで読みました。私の知っている「赤ずきん」だと思って読んでいる私だから、最初から最後までちんぷんかん???でした。先入観が働くからいけないのだと思いました。どこかなげやりだった憂いを持っていた青春の日々に思いを馳せた時間でした!(押し寿司さん 60代・愛知県 ) ![]() |
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
「あたい赤ずきん」。赤ずきんが纏っている赤いずきんは、目には見えない。でも、ジローには見えたのだ。ドンデコスタ丸で出て行ったジローを想いつづけ待っている。人は皆、自分の赤いずきんが見える人を待っているのだ。鋭い嗅覚でかぎ分けながら。透明な犬のおおかみとともに…。
【著者情報】(「BOOK」データベースより)
いしいしんじ(イシイシンジ)
1966年大阪生まれ。関西在住
ほしよりこ(ホシヨリコ)
1974年生まれ。関西在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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商品レビュー(27件)
- 総合評価
3.96
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感性が独特な絵本
- ペペロンチーノX
- 投稿日:2009年08月02日
本当に数十年ぶりに「絵本」というものを買って読みました。動機としてはいたって簡単で、挿し絵を描いてらっしゃる「ほしよりこ」さんのファンだからです。「猫村さん」でもお馴染みですよね。あのホンワカとして雰囲気が好きな方は、買ってみても良いかもしれませんね。帯に小学校低学年の子の感想が書かれています。「少しむずかしい所があるので、高学年用だと思います。ちょっと不思議な物語」まさにこの文句が当たっていると思います。
2人が参考になったと回答
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(無題)
- 購入者さん
- 投稿日:2010年12月30日
ものすごくツボでした。
いしいしんじさんが好きで、絵本があると知って、そしてそれが猫村さんを描いているほしよりこさんと知って、迷わずに購入してしまいました。
今時のギャル…というか今の時点で考えると逆に古いというのか、そんなしゃべり方をする赤ずきんと、透明な赤い頭巾と、透明な犬と、日常のようなちょっと不思議な生活模様。
ゆるい絵と、雰囲気と、いろいろが相俟って素敵でした。
小学生の感想が帯に書かれているのですが、それもまた思わず笑ってしまうような、心の何かをほぐす絵本でした。0人が参考になったと回答
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好きな作家の本
- 購入者さん
- 投稿日:2010年01月06日
これを絵本にしてしまうなんて流石いしいしんじ。冒険し過ぎ。
0人が参考になったと回答
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