内容紹介

ストーリー

【解説】
60年後の同時多発テロ事件とともに、アメリカ人は決して忘れない、1941年12月7日「パール・ハーバー」の前夜から大損害を受けた米軍の再起まで、巨匠ジョン・フォードら実戦体験者が再現した戦争ドキュメントの長編版/「パール・ハーバー」は真珠湾攻撃を戦争体験がない戦後生まれがSFとしてとらえた。「真珠湾攻撃」は当時、米陸海軍が国民の戦意高揚を目的として20世紀フォックスに委嘱したドラマ仕立ての戦争ドキュメント。西部劇や人間ドラマの巨匠であり、戦争記録映画に経験深いジョン・フォードが「怒りの葡萄」で組んだ名撮影監督グレッグ・トーランドと共同監督した。前半のドラマ部分は戦争準備の不足と、敵国人になる在ハワイ日系市民の貢献を詳しく描き、日本に対する罵りのないことが軍部の怒りを買い、後半34分の戦闘場面だけが公開された。実写以上に生々しいその描写は、皮肉にもアカデミー短編記録映画賞を受ける結果になった。長編の全容は1995年12月26日に東京の三百人劇場で世界初公開された。