内容紹介

■書籍紹介
創設から5年、チームはリーグ最下位から2位まで飛躍した。
球団の誕生を見守り、戦いの日々を伝え続けてきたアナウンサーが、躍進を支えた選手たちの素顔を綴る。
■著者コメント
楽天イーグルスの中継リポートや番組キャスターを担当して五年、気が付くと手元には35冊の取材メモが残っていました。一枚めくる度に、その時その時の選手の情熱や思いが溢れています。『09年パ・リーグ2位と躍進したチームの成長の証を選手たちの言葉を通して伝えたい』そう思い一冊の本にしました。勝利の瞬間の喜びや数々の名場面を思い出して頂きながら、お楽しみ下さい。体当たりでの取材を通して聞いた選手たちのエピソードには、人生に勇気をもらえるエッセンスが詰まっています！
平方恭子
■著者による各章の内容紹介
＜エースの笑顔と涙＞岩隈久志
08年21勝を挙げ沢村賞を受賞した楽天のエース岩隈は、09年日本のWBC二連覇、チームのパ・リーグ2位躍進の原動力となる。エースが流した涙と笑顔の訳は・・・。
＜クールな仕事人の光と影＞高須洋介
4割近い得点圏打率を誇る楽天の二代目選手会長。その打撃論とは？
クールなプレースタイルの秘密は、高校球児時代のあるエピソードにあった。
＜運を開く努力とは？＞嶋基宏
07年、ルーキーながらレギュラーキャッチャーの座をつかんだ嶋。日々のちょっとした心がけが、彼の努力を後押しして運を切り開く。
＜平成の牛若丸＞渡辺直人
常に元気にチームを引っ張る渡辺直人。ファンを盛り上げ、チームを勝利に導くための彼の一番のこだわりとは？
＜育成選手からの躍進＞中村真人
育成選手から支配下登録選手へ這い上がった中村真人。“悪球打ち”と言われるバッティングスタイルは、今やファンの間でもおなじみ！？
＜努力型の天才＞鉄平
努力型の天才・鉄平は09年パ・リーグ首位打者を獲得。独特の打撃理論と飄々としたプレースタイルのウラにある、温かな人間味とは？
＜天才の苦悩と覚醒＞
29歳でプロの世界へ入った草野。社会人No.1バッターと言われた天才が、プロでも実力を開花するまでの道のりを紹介。“草野大輔とゆかいな仲間たち”って？
＜進化し続ける若きエースの心と体＞田中将大
“マー君”と呼ばれ、国民的な人気を博す田中将大。その等身大の素顔は？北京五輪＆WBCと大舞台を経て成長した彼の魅力にせまる。
＜帰ってきた守護神＞福盛和男
メジャー挑戦後、09年楽天に復帰した福盛はチームの躍進に大きく貢献。チーム復帰には、ある人物の助言が、、。そして、CS第二ステージの悪夢への思いは？
＜本塁打王の叱り方＞山崎武司
07年本塁打王＆打点王に輝いたチームの大ベテラン。楽天では若手選手を叱咤激励し、チームを牽引する。“叱れる”“大人の“叱ること”への思いを聞いた。