内容紹介（「BOOK」データベースより）

万葉ゆかりの地の風光、開港とモダニズム、ハイカラ文化の全盛など、それぞれの時代に育まれた神戸独自の文学。作家たちが見た“原風景”を訪ね、神戸を描いた文学の舞台を歩く。全３２作品を紹介。

目次（「BOOK」データベースより）

１　歴史を彩る文学（瀬戸内沿いにゆかりの地ー万葉集／須磨を舞台に古代の文学ー源氏物語・紫式部　ほか）／２　神戸開港と西洋文化（“幻想的な日本”を体験ー心・小泉八雲／追憶の作家が語る悲しい神戸ーおヨネとコハル・モラエス　ほか）／３　モダニズムと神戸（阪神間の風土が匂うー細雪・谷崎潤一郎／幻想的なまち・神戸ー星を売る店・稲垣足穂　ほか）／４　神戸からはじまった（理想の社会をテーマにー死線を越えて・賀川豊彦／“放浪の旅”で神戸へー放浪記・林芙美子　ほか）／５　ハイカラと港の文学（神戸の心象を色濃く映すー旅の絵・堀辰雄／父との確執を“昇華”-神戸ー我が幼き日の…・田宮虎彦　ほか）

著者情報（「BOOK」データベースより）

橘川真一（キツカワシンイチ）
神戸新聞編集委員、姫路文学館副館長、播磨学研究所所長を経て、ひょうご歴史文化フォーラム会長、日本ペンクラブ会員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）