商品説明
内容紹介
※楽天ブックスでは、商品に付属している帯は広告として扱っており商品の一部としておりません「仕事に対する熱意」は対象14カ国中最低にも関わらず、休みをとらない日本人。私たちに生じている「やる気のパラドックス」とは?
内容紹介(「BOOK」データベースより)
9割の日本人は“やる気”がない!?管理職が陥りやすい「ワナ」を徹底検証。
目次(「BOOK」データベースより)
第1章 「見せかけ」が通用しなくなった/第2章 何が意欲を失わせているか/第3章 二つの主義をめぐる皮肉な結果/第4章 「やる気のパラドックス」はなぜ起こる?/第5章 「やらされ感」から「所有感」へ/第6章 部下の管理は「腹八分」で/第7章 上手な「片手間」とは?-スイーパー・リーダーシップ
著者情報(「BOOK」データベースより)
太田肇(オオタハジメ)
1954年、兵庫県但東町生まれ。神戸大学大学院経営学研究科博士前期課程修了。京都大学経済学博士。国家公務員、地方公務員を経験ののち、三重大学人文学部助教授、滋賀大学経済学部教授などを経て2004年より同志社大学政策学部教授。専門は組織論、人事管理論。とくに個人を生かす組織・社会について研究。08年より日本表彰研究所の所長も務める。著書に『プロフェッショナルと組織』(同文舘、1993年、組織学会賞)『仕事人と組織』(有斐閣、1999年、経営科学文献賞)『ベンチャー企業の「仕事」』(中公新書、2001年、中小企業研究奨励賞本賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
商品レビュー(37件)
- 総合評価
- 3.71
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(無題)
- けんにゃん9156
- 投稿日:2010年05月22日
見せかけの勤勉というショッキングな題名ですが書かれている内容は、なるほどと頷けるものです。
3人が参考になったと回答
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(無題)
- katadorikun
- 投稿日:2010年09月28日
年功序列や成果主義とかそういうこあとはさておき、そもそも仕事に充実した気持ちで取り組めるようになるにはどんな条件が必要なのかわかってきました。続編がほしいところです。社内でやる気が起きない状況に危惧していらっしゃるような方へおすすめです。
2人が参考になったと回答
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(無題)
- 購入者さん
- 投稿日:2012年08月05日
デフレも少子超高齢社会もリーマンショックもEUの経済危機も、どれもわが国にとって根本的な問題ではない。実は本書で指摘されていることこそが日本を覆うなんとも言えないこの停滞感の原因なのではないか。羹に懲りて膾を吹くというが、バブルに浮かれ、「まじめにコツコツ努力すること」を馬鹿にした反動ゆえか、いつの間にかわたしたちは逆の強迫観念に自らをがんじがらめにしているように思える。それはバブルとは逆の方向であっても、同じようにこの国の利益には決してなっていない。また、本書で提示される理想のリーダー、上司像。それは予想外の姿でありながらも、実はもともとわたしたちがよく知っていた人物像だったのではないかと思いました。世代がバレますが、確かに『あぶない刑事』の近藤課長にせよ、『宇宙戦艦ヤマト』の沖田艦長にせよ、決して主人公(現場の人間)を喰ってしまうようなキャラではなかった。存在感はあっても、あくまでも脇役。決して主人公にとって代わることはありませんでした。のちに古代進などは艦長代理を経て艦長となりますが、言われてみると彼って戦闘班長兼任の本書が提案する「プレイング・マネージャー」だったんですよね。架空の物語というのは、それこそひとの気持にそって作られるのですから、わたしたちが本領を発揮するような心理状態というのをうまく具現化していたりするものなのかもしれません。そして「物語と現実は違う」というこの冷めた見方こそがわたしたちから「幸福感」を奪うものの正体なのではないか、と(というか、とっさにそういう理想の上司が架空の世界にしか思い当たらないというのが情けないといえばそうなのですが)。実はこの書籍を読みながら、それでも60代以上のトップの世代はこの書籍を読んでも「所詮大学教授、現実をわかってないよ。そんなに甘いもんじゃない」と一笑に付すのではないかという気がしました。そういう意味では超高齢社会というのは確かに暗い影を投げかけているようにも思えます。なかなかトップの世代交代がならない。ましてや彼ら自身がその年でいまさら自らを変革することはおそらく無理だろう、と。
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