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ふたつめの月　（文春文庫）

近藤史恵

ユーザ評価 3.83（59件）
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商品情報

発売日： 2010年05月07日頃
著者／編集：近藤史恵(著)
レーベル：文春文庫
出版社：文藝春秋
発行形態：文庫
ページ数： 304p
ISBN： 9784167716042

商品説明

内容紹介（「BOOK」データベースより）

契約社員からようやく本採用になった矢先、解雇をいいわたされた久里子。心から喜んでくれた両親の手前、出社するふりをしては日中ぶらぶらと暇をつぶす毎日を送っていた。ある日、偶然すれ違った元同僚の言葉に不審な点がーもしかして私、自分から辞めたことになってる？近藤史恵版『隅の老人』第二弾。

目次（「BOOK」データベースより）

たったひとつの後悔／パレードがやってくる／ふたつめの月

著者情報（「BOOK」データベースより）

近藤史恵（コンドウフミエ）
昭和４４（１９６９）年大阪市生まれ。大阪芸術大学文芸学科卒業。平成５年『凍える島』で第４回鮎川哲也賞を受賞し、作家デビュー。平成２０年自転車ロードレースを描いた『サクリファイス』で第１０回大藪春彦賞、２００８年本屋大賞第二位に輝く（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

商品レビュー（59件）

総合評価: 3.83

ブックスのレビュー（11件）

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(無題)

購入者さん

評価 3.00

投稿日：2015年12月13日

送料無料なのでこちらで購入しました・・・

0人が参考になったと回答
(無題)

ダークスター☆

評価 5.00

投稿日：2015年10月12日

最近近藤史恵さんの本にはまっています。
本作品は「賢者はベンチで思索する」の続編です。
２冊を一晩で読んでしまいました。
そのくらい面白く、読みやすい作品です。

0人が参考になったと回答
心地よさと落ち着かなさと

購入者さん

評価 4.00

投稿日：2013年09月04日

短編（中編）集ですが、「賢者はベンチで思索する」を読んでから本書を読まれることを強くお奨めしたいです。また、それぞれの中でも並んでいる順に読むのが望ましく、2冊合わせて一つの物語と思っていいぐらいです。本作は前作と比べて主人公の家族回りが落ち着いてきています。その反面、主人公の仕事や恋愛に絡む面でいろいろありまして、「公園の賢者」である謎の老人についてもやっと出てきてくれたかと思ったら大変な出来事が起こったりします。タイトルに書いた「心地よさ」の方は、主人公の家庭関係でほっとすることが多いからですが、「落ち着かなさ」の方は、仕事や恋愛関係の人物にイラっとすることがよくあったからです。そのあたりが効いてきまして、全体としては前作の方が好きかなという印象なのですが、本作も面白いですから前作を楽しめた方には安心しておすすめできると思います。

0人が参考になったと回答