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小説家という職業　（集英社新書）

森博嗣

ユーザ評価 3.9（111件）
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商品情報

発売日： 2010年06月
著者／編集：森博嗣
レーベル：集英社新書
出版社：集英社
発行形態：新書
ページ数： 199p
ISBN： 9784087205480

商品説明

内容紹介（「BOOK」データベースより）

小説家になるためにはどうすれば良いのか？小説家としてデビューするだけでなく、作品を書き続けていくためには、何が必要なのだろうか？プロの作家になるための心得とは？デビュー以来、人気作家として活躍している著者が、小説を書くということ、さらには創作をビジネスとして成立させることについて、自らの体験を踏まえつつ、わかりやすく論じる。

目次（「BOOK」データベースより）

１章　小説家になった経緯と戦略（何故、小説を書き始めたのか／小説家にはなりやすい？　ほか）／２章　小説家になったあとの心構え（続かない理由その１-最初の作品を超えられない／続かない理由その２-読者の慣れ　ほか）／３章　出版界の問題と将来（出版社は協同組合／出版社の周辺　ほか）／４章　創作というビジネスの展望（気になる楽観主義／生産者は生き残る　ほか）／５章　小説執筆のディテール（芸術は奇跡である／文体は必要ない　ほか）

著者情報（「BOOK」データベースより）

森博嗣（モリヒロシ）
１９５７年生まれ。作家。工学博士。某国立大学工学部建築学科で研究をする傍ら、１９９６年に『すべてがＦになる』で第一回メフィスト賞を受賞し、作家デビュー。以後、次々と作品を発表し、人気作家としての不動の地位を築く（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

商品レビュー（111件）

総合評価: 3.90

ブックスのレビュー（8件）

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(無題)

TK22

評価 4.00

投稿日：2010年06月26日

小説家志望というより、出版業界従事者必読。
大学も結構変わった世界だが、出版はそれよりも変わっているという筆者の指摘は重く受け止めるべき。
「当たり前のビジネスが存在しない」「謝るだけでミスの再発防止を考えない」のが、ほとんどの出版社の現状であり、市場規模が衰退し続けているのも、異業種なら当たり前の感覚が、本当に存在しないことにあると痛感させられる。

2人が参考になったと回答
森博嗣

maricci

評価 5.00

投稿日：2010年11月16日

作者が小説を書着始めるとき、実際に書き続けているときに実践したことを思い出し、まとめたエッセイ集。
内容としては、小説に特化したものではなく、商品企画全般に当てはまるものだと思う。
ただし、小説というジャンルに対してこのような考え方をしたというのは目新しいのではないか。
私自身はIT技術者だが、この本で語られることはとても参考になった。ITも小説もどのように作るかに焦点を当てて語られることは多いが、何を作るかにどのように作るものを決めるのかに焦点が当たるものは見ない。これはその観点で珍しいものだと思う。

1人が参考になったと回答
新書

レクタア

評価 3.00

投稿日：2010年10月06日

なかなか面白かったです。
わりと鮮烈。
編集者と出版社のバカさ加減を思い知る。
これから、ほんと心配です。

1人が参考になったと回答