購入者さん

評価 4.00

投稿日：2021年10月27日

これまで私が触れてきた戦争を題材にした作品とは、アプローチの仕方が違う作品だと思いました。とても不思議な感覚と作品の世界観は良くも悪くも読者に強烈な印象を与え、読後も様々な場面が脳裏によみがえってきます。
戦争を題材にしているので安易な結論や軽はずみなオススメはできませんが、個人的にはこういう作品の存在はアリだと思いました。世の中に沢山ある、戦争を伝えようとする作品の中の１つとして。それから、この作品の作者がもし、20年後あたりに同じ題材に取り組んだら、どんな作品になるのかな、という期待感と興味がわき上がりました。ぜひ読んでみたいな、と。

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杉文

評価 5.00

投稿日：2010年11月22日

沖縄のひめゆりの塔をモデルにした話。サンは蚕のように繭を作っていやことが通り過ぎるといいのに、と思っている。でも現実は惨い。背中が焼けただれた子や自分の美しさだけが楽しみだった子が腸を出して死んだりする。唯一の救いはなかよしのマユがずっといっしょにいてくれるってことだったけど。戦地にいる夢見がちな少女は現実をどう受け止めたらいいのか。目覚めても血とうじ虫なんて耐えられない。

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funny santa

評価 4.00

投稿日：2010年10月15日

近所の書店でなかったので通販利用で購入しました。
リアルな戦争本です。漫画なので多少柔らかいイメージを残しますが、中々な本です。複線を感じるような何とも言い難い流れを汲んでいて何度と再読してしまいます。
読者、読む回数によっても様々な印象を残してくれますので楽しみ方が幾重にも広がっています。

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