内容紹介（出版社より）

夫と妻、友人、恋人同士…。親しいはずの関係の中にある嘘、裏切り、そして殺意の芽生え!ごく普通の人びとのありふれた日常にひそむ恐怖を、鋭く描くホラー・サスペンス集。(解説・篠田節子)

内容紹介（「BOOK」データベースより）

健康至上主義の妻と美食家の夫の晩餐は、殺意が隠し味の特別料理。（『危険な食卓』）がさつな嫁に耐える姑の、穏やかな顔の下にある、もうひとつの顔。（『天使の棲む家』）妻と夫、姑と嫁、同窓生など、ごく普通の人々の、ありふれた日常に芽生える小さな悪意、裏切りの予感、殺意の兆し。人間の心理を、恐怖というスパイスをきかせて鮮やかに料理した極上のメニュー８編。

目次（「BOOK」データベースより）

囚われて／同窓の女／路地裏の家／姥捨ての街／天使の棲む家／花火／鍵老人／危険な食卓