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内容紹介
降りかかる理不尽は「文明」を名乗っていた。
樺太アイヌの闘いと冒険を描く前代未聞の傑作!
樺太(サハリン)で生まれたアイヌ、ヤヨマネクフ。
開拓使たちに故郷を奪われ、集団移住を強いられたのち、天然痘やコレラの流行で妻や多くの友人たちを亡くした彼は、やがて山辺安之助と名前を変え、ふたたび樺太に戻ることを志す。
一方、ブロニスワフ・ピウスツキは、リトアニアに生まれた。
ロシアの強烈な同化政策により母語であるポーランド語を話すことも許されなかった彼は、皇帝の暗殺計画に巻き込まれ、苦役囚として樺太に送られる。
日本人にされそうになったアイヌと、ロシア人にされそうになったポーランド人。
文明を押し付けられ、それによってアイデンティティを揺るがされた経験を持つ二人が、樺太で出会い、自らが守り継ぎたいものの正体に辿り着く。
金田一京助がその半生を「あいぬ物語」としてまとめた山辺安之助の生涯を軸に描かれた、読者の心に「熱」を残さずにはおかない書き下ろし歴史大作。
商品レビュー(285件)
- 総合評価
4.16
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奪われた祖国。
- マロン1956
- 投稿日:2021年03月30日
久しぶりに活字に触れました。
熱の源は人。
底辺には不可抗力な絶望を乗り越える力は、お互いを認め合う事。
理不尽に人格を踏みにじる国家政策や戦争。
重厚な内容を軽快なタッチで読み手を引き込む。
時代考証がしっかりして実存の人物が魅力的です。
文章が短く解りやすいのはツイッター歴が長いからでしょうか。5人が参考になったと回答
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(無題)
- 安曇野人
- 投稿日:2021年09月04日
アイヌについて知らないことがたくさん分かりました。
0人が参考になったと回答
-
アイヌ好きなら
- 購入者さん
- 投稿日:2020年07月24日
アイヌの物語に興味があり,選考委員の浅田次郎も推していたので購入。アイヌ文化も伝わり,面白かった
0人が参考になったと回答
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