商品情報
- 著者: ジェフリー・ディーヴァー
- 訳者: 池田真紀子
- レーベル: 文春e-book
- シリーズ名: リンカーン・ライム
- 発売日: 2022年09月27日
- 出版社: 文藝春秋
- 商品番号: 4390000010806
- 言語: 日本語
- 対応端末: 電子書籍リーダー, Android, iPhone, iPad, デスクトップアプリ
商品説明
内容紹介
わが名は〈解錠師〉。
いかなる鍵も錠前も僕の敵ではない。
名探偵ライム、3年ぶりの新作。
ボーン・コレクター、コフィン・ダンサー、ウォッチメイカー、スキン・コレクター、そして……。
名探偵ライムに頭脳戦を挑むのは、密室に煙のように忍び込む怪人〈解錠師/ロックスミス〉。
怪人VS名探偵の興奮に満ちた現代謎解きミステリの新傑作。
〈ロックスミス〉と名乗る男が夜のニューヨークに跳梁していた。厳重に鍵のかかった部屋に侵入し、住人に危害を加えることもなく、破った新聞紙に書いたメッセージを残して去った。犯人はいかにして短時間で錠を破ったのか。犯行は無差別なのか、それとも被害者を結ぶ線があるのか。この奇怪な犯人の真の目的は何か。ニューヨーク市警からの依頼で、四肢麻痺の科学捜査の天才リンカーン・ライムが捜査に乗り出した。だがライムは警察内部の政争にまきこまれ、別件の裁判での失態を機に契約を解除されてしまった。このまま捜査を続行すれば逮捕される危険すら……。
密室を破る怪人〈ロックスミス〉VS現代の名探偵リンカーン・ライム。警察も敵に回り、犯罪組織に命を狙われながらも、名探偵はあくまで知力で戦いに挑む。そしていくつもの事件と謎と犯罪がより合わさったとき、多重ドンデン返しが華麗に発動する!
ーーウォッチメイカーを思い出してるでしょ。
ーーこの二人は似た者同士だ。どちらも利口で、戦術に優れている。いわば闇の芸術家と呼べる点も似ている。それにどちらも機械式の装置に妄執を抱いている……。
“怪人VS名探偵”の興奮に満ちた現代謎解きミステリの新傑作。
商品レビュー(37件)
- 総合評価
3.82
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(無題)
- 坂枝圭
- 投稿日:2022年12月27日
「ー.いったい何がしたいんですかね,犯人は」<本書,28%>
シリーズ15作目.厳重に施錠された住居に忍び込み,危害も加えず,破った新聞紙に短いメッセージと署名を残していく〈ロックスミス/解錠師〉.連続事件の解決にリンカーン・ライムのチームが挑む.
6つの章と85の節で構成され,ロックスミスの一人称以外は三人称多視点で語られる.各章に鍵名と日付・時刻が付される.ライムが政争に巻き込まれて立場が危うくなるし,幾つか事件も絡み合って,プロットは複雑だ.新規メンバーも登場する.蘊蓄は錠・鍵,投稿動画サイト,コンテンツ・モデレータなど.
犯罪者の狂気や猟奇性が小振りではあるが,語り口,テンポ,多重ドンデン返しなど,古希を過ぎても作者の健筆は衰えない.「あとがき」どおり「父と子」が裏テーマと読める.また,各章題が「錠」ではなく「鍵」であること,表題をあえて「密室」と意訳したことなど,深読みするのも面白い.0人が参考になったと回答
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(無題)
- 購入者さん
- 投稿日:2022年12月22日
ありがとうございました。とても良い取引ができました。また機会がありましたら、よろしくお願いいたします。
0人が参考になったと回答
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