商品説明
内容紹介
「サーバー故障やヒューマンエラーに備えるには?」
「アクセス数の増加時にパフォーマンスを保つには?」
「異常検知をして復旧するには?」
運用・管理における長く役立つ視点を、実践経験豊富なエンジニアがどのように動いているのかをふまえて解説。
本書では、MySQLサーバーの稼働状況の確認方法といった基礎知識を始め、アカウントの権限の評価順序や認証プラグインなど、運用管理者として知っておくべき知識をまず身につけます。そして、正規化プロセスの基本、CRUDを支える仕組み、ロックの仕組みといった、内部構造について理解を深めます。
そのあと、多くのクエリ実行計画を読み解くので、どのようにクエリを書き換え、どの順番でインデックスを使って処理をしてコストを最小にするのかといった、オプティマイザの考え方がわかるようになるでしょう。レプリケーション、バックアップとリストア、監視など、障害発生に対応するためのノウハウも詰め込みました。
現場で通用する知識の地固めをしたい方、より良い運用・管理のためのポイントを知りたい方におすすめの1冊です。
■こんな方におすすめ
・MySQLによる運用・管理に取り組み始めた方
・MySQLの基本は理解しているが、障害発生時の対応には自信のない方
■目次
第1章 運用を始める第一歩
1-1 MySQLの基礎知識
1-2 MySQLサーバーの起動、停止方法
1-3 設定ファイル my.cnf
1-4 MySQLサーバーの稼働状況、設定状態の確認
第2章 ユーザー作成、管理
2-1 MySQLアカウントの原則
2-2 認証プラグイン
2-3 権限操作
2-4 アカウント、権限の応用Tips
第3章 MySQLのデータ
3-1 論理的なデータ
3-2 物理的なデータ
3-3 ログファイル
3-4 それ以外の論理オブジェクト
第4章 ロックとクエリ実行計画
4-1 MySQLのロック
4-2 クエリ実行計画
第5章 レプリケーション
5-1 レプリケーションの目的
5-2 レプリケーションのアーキテクチャー
5-3 レプリケーションの構築
5-4 レプリケーションとクラッシュ耐性
5-5 レプリケーションとマイグレーション
第6章 バックアップとリストア
6-1 バックアップの種類と方法
6-2 論理バックアップのフルバックアップとリストア
6-3 物理バックアップのフルバックアップとリストア
6-4 ポイントインタイムリカバリ
6-5 バイナリログのバックアップ
第7章 監視
7-1 監視とは
7-2 MySQLが稼働するOS、ハードウェアの状態
7-3 ログファイル
7-4 MySQL内部の情報
7-5 mysqld_exporter、Prometheusを設定する
7-6 死活監視と異常検知
Appendix Linuxへのインストール
A-1 インストール方法の種類
A-2 Red Hat Enterprise Linux、CentOS、Oracle Linux編
A-3 Debian、Ubuntu編
A-4 Linux共通:コンパイル済み実行ファイルを使用する方法
■著者プロフィール
yoku0825:MySQLの魅力にとりつかれ、以来10年以上MySQLの運用に携わっている。ソースコードはsql/sql_yacc.yyから読む派。座右の銘は「オラクれない、ポスグれない、マイエスキューエる」。日本MySQLユーザ会副代表。とある企業のDBA。
北川健太郎:LINEヤフー株式会社所属のデータベースエンジニア。担当はMySQLとOracle DatabaseとちょっとTiDB。好きなMySQLの機能はレプリケーションで、好きなOracle Databaseの機能はログオントリガー。
tom__bo:MySQL好きなソフトウェアエンジニア。 MySQLの運用に5年以上携わり、サーバー/クライアントの通信プロトコル、バイナリログやRedoログをデコードして眺めるのが趣味。ソースコードはmysql_execute_ command()を始点に調べることが多い。
坂井惠:2002年頃にMySQLと出会う。MySQLの好きな機能はSpatial機能(GIS機能)。MySQLのしくみもさる事ながら、特にデータ構造やデータの流れに強い関心を持つ。ソースコードは、item_create.ccから。日本MySQLユーザ会副代表。有限会社アートライ代表取締役。
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