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内容紹介
あまから手帖6月号は「時は鮨なり」と題して、今、大きな動きを見せる関西の鮨にスポットを当てて、特集を編んでいます。
巻頭では北新地で10年以上人気を誇った『さえ?』が登場。昨年オープンした京都の『鮨 さえ? 南禅寺』や大阪湾を巡る世界初の鮨カウンター船『楼船 さえき』について、さらに近日中にオープンする銀座の新店のことなど、店主・佐伯裕史さんに登場いただき、今後の展望を語っていただきました。続く、鼎談「赤酢が鮨を変えた!」では『鮨 まつもと』『すし処 ひろかわ』『寿志 城助』と京阪神の人気店の店主が勢揃い。ネタの仕込みや、さらには鮨の供し方が変わったことなど、赤酢のシャリが関西の鮨にもたらした影響について話し合っていただきました。そして、「新生おまかせコース」では、最近の鮨屋のトレンドであるおまかせに注目し、個性が光る7軒を。生姜の甘酢漬けの粋を超えた、白菜にキャベツ、キュウリなどいろいろなバリエーションが広がる“ガリ的なもの”を紹介する「趣向さまざま ポスト・ガリコレクション」に、「話題の単品鮨」ではここ2〜3年間にリニューアル、あるいはオープンした単品注文可能で、なおかつリーズナブルな鮨屋をピックアップ。そして、関西屈指の魚処・明石に訪れ、今まさに変わろうとしている明石の鮨についてのコラム「明石前ネクスト」で締めくくっています。
ほかにも、巻頭連載はタレントの松尾貴史さんのエッセイをはじめ、食を支える名脇役を紹介する「バイプレ!!」では紀州備長炭を。「門上武司の僕の尊敬する皿」では京都の割烹『燕』から思い出の3品を。「岡さんのヒ・ミ・ツの酒場」では、岡さんの先輩が営む特別な一軒をこっそり教えていただきました。また、食を超えてアートの分野でも活躍する船越雅代さんが毎号テーマに沿った一皿を紹介する「船越雅代のセカイカイセキ」では夏のカイセキ1を。「地酒の星 〜縁を醸す人〜」では「三諸杉」で知られる『今西酒造』の若き蔵元杜氏・今西将之さんにインタビュー。「京都、散歩の途中で。」は、烏丸御池界隈にある『ビストロ・ラマージュ』を紹介するなど、連載も充実。
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