商品情報
- 著者: 中村敏子
- レーベル: 集英社新書
- シリーズ名: 福沢諭吉 「一身の独立」から「天下の独立」まで
- 発売日: 2024年05月17日
- 出版社: 集英社
- 商品番号: 4820000489165
- 言語: 日本語
- 対応端末: 電子書籍リーダー, Android, iPhone, iPad, デスクトップアプリ
商品説明
内容紹介
幕末から明治にかけて、来たるべき近代国家の在り方を構想した大思想家、福沢諭吉。
既存の研究では、彼の武士としての前半生は、ほとんど重視されてこなかった。
だが、未知の文明の受容と理解を可能にするためには、何らかの器が必要だったはずだ。
本書では、福沢の中で儒学の枠組みと西洋がいかに響き合い、どのような変化がもたらされたかを丹念に描く。
家族や男女関係など「私的領域」を含む社会を見据え、西洋思想の直輸入ではない「自由」と「独立」への道筋を示した、鮮烈な福沢諭吉論の誕生!
【目次】
はじめにーー「議論の本位を定める」(『文明論之概略』第一章)
一、福沢の前半生ーー「一身にして二生を経る」(『文明論之概略』緒言)
二、西洋から学ぶーー「文字は観念の符号」(「福沢全集緒言」)
三、『中津留別の書』ーー「万物の霊」としての人間
四、『学問のすすめ』ーー自由と「一身の独立」
五、『文明論之概略』ーー文明と「一国の独立」
六、「徳」論の変化ーー「主観の自発」か「客観の外見」か
七、男女関係論ーー「一家の独立」
八、理想社会としての「文明の太平」ーー「天下の独立」
引用・参考文献
あとがき
商品レビュー(1件)
- 総合評価
楽天Koboのレビュー
まだレビューがありません。 レビューを書く
楽天ブックスランキング情報
-
週間ランキング
ランキング情報がありません。
-
日別ランキング
ランキング情報がありません。