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内容紹介
推理だけでは謎はとけないんだ
巻末で爆弾発言をする退職刑事、現役時代の名刑事ぶりを語る
安楽椅子探偵の名シリーズ第5集
父が状況を聞いて事件を再構成する力に、私は幾度舌を巻いたか知れない。硬骨の刑事魂は、退職したところで一向錆びつきはしないのだ。私の現職刑事ぶりが気になって、足繁く団地へ話しに来るのもわかる。しかし「わたしが俳句に凝ったりしたら、お前が困るだろう、事件の解決が長びいて」などと言われると立つ瀬がなくなってしまう……。退職刑事若かりし頃の事件「凧たこあがれ」や、何とも皮肉な結末に問題発言が飛び出す「Xの喜劇」など、8編を収録。国産《安楽椅子探偵小説》定番中の定番として揺るぎない地位を占める、名シリーズ第5集。
【収録作】
「落葉の墓」
「凧たこあがれ」
「プールの底」
「五七五ばやり」
「闇汁会」
「遅れた犯行」
「あくまで白」
「Xの喜劇」
解説=津田裕城
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