商品説明
内容紹介
私が総理大臣になったらーー。
立憲民主党代表が、総選挙に向けて提示する、目指すべき社会のあり方。
自己責任論が壊した、みんなで支え合う社会を取り戻すために。
「保守本流」を自称する立憲民主党の代表が、その真意と、目指す社会の未来像を提示する。
明治維新以来の「規格化×大量生産型社会」の限界と、互いに「支え合い、分かち合う」社会の
必要性を訴え、もう一つの選択肢を指し示す。
商品レビュー(8件)
- 総合評価
- 4.00
-
(無題)
- 購入者さん
- 投稿日:2021年06月23日
そろそろ、国内メディアの野党への単純化した偏見やイメージは、取り払わないといけない。
SNSでは、個々の政治家の発信する情報を手軽に受け取ることが出来る。
野党の議員の中でも枝野さんは、バランス感覚と経験値を持ち合わせており、しっかりとした哲学をもち 、確実に実行する政治家だと思っている。
本書は、その枝野さんの政治に対するビジョンが詰まっている。現状を理論的かつ明確に整理されており、かつ、それを読者に丁寧に分かり易く説明をしている。
現政権の何が問題なのか、日本の歴史や文化を考慮してどういう方向性に進むべきなのか、かつて政権担当したときに何が足りなかったのかという説明では、多くを学ばせてもらった。
また、保守とリベラルは相対する概念ではない、の説明では、普段、政治ニュースを見聞きした際に感じていた、政治団体毎の政策の矛盾と限界に対する、一つの解となるのではないかと思えた。
読みやすい表現と、適度な文字量で、普段メディアでは得られない知識を体系的に学ばせてくれる。
本書が多くの方に読まれる事で、日本国民の政治に対するリテラシーが向上し、成熟した社会になれる事を願う。
世界的なコロナウィルス拡大という危機に、現政権の政策は有効打を発しない。思慮深く、福島第一原子力発電所の危機対応を経験した枝野さんが、野党第一党であり、このタイミングで総選挙を迎えるならば、一度この国の政治を委ねてみたい。本書を読むと、そう思うことが出来る。0人が参考になったと回答
楽天ブックスランキング情報
-
週間ランキング
ランキング情報がありません。
-
日別ランキング
ランキング情報がありません。