商品説明
内容紹介
定職に就かず、家族を持たず、
不完全なまま逃げ切りたいーー
元「日本一有名なニート」がまさかの中年クライシス?
赤裸々に綴る衰退のスケッチ
「全てのものが移り変わっていってほしいと思っていた二十代や三十代の頃、怖いものは何もなかった。
何も大切なものはなくて、とにかく変化だけがほしかった。
この現状をぐちゃぐちゃにかき回してくれる何かをいつも求めていた。
喪失感さえ、娯楽のひとつとしか思っていなかった。」ーー本文より
若さの魔法がとけて、一回きりの人生の本番と向き合う日々を綴る。
商品レビュー(31件)
- 総合評価
- 3.61
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熱中症に御用心
- 海神オレンジ族
- 投稿日:2024年07月05日
オジサンよりひと回り若い方の著書ですが、感性が終始心に響き、共感しまくりでした。どんな性格のタイプでも生きて行くって大変で、人生は有限かも知れません。腕白になれなくても、逞しくなくても、不器用でも、その人にオーダーメイドされた幸せが有っても良いんだ・・・とちょっと切なくなりながらも、気持ちが優しくなれる一冊です。
1人が参考になったと回答
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(無題)
- 購入者さん
- 投稿日:2024年07月22日
文章の流れが不自然であるため読みづらい。
0人が参考になったと回答
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自分自身かと思った本
- ライフハッッカー
- 投稿日:2024年07月20日
1978年生まれで同い年だったので気になって購入しました。冒頭を読んだらものすごく境遇が似ているし、似たような感覚で四十代を迎えていると感じました。私自身、氷河期世代と言われる身分だが世間が悲観するほど苦労も苦悩もしていない。そこそこの学校を出て、そこそこに就職して、結婚もして夫婦二人でまったりと過ごしている。気がついたら四十代を迎え、たいした目標や将来のプランも無いまま中年になっていた。
この本の冒頭部分を読んだだけだが、自分がたどってきた人生かと思った。それと、そこそこの生き方の人は結局同じところに行き着き、似たような心理状況になるのかと、ガッカリしたのと同時に安心もした。
これから読み進めるのがとても楽しみです。
読み終えての感想。この作者さんにとって"パーティーとは何か"が文章や、なにげない単語からよく伝わってきました。私自身も高専の学生寮で集団生活を送っていたので、この時代の経験や人間関係がその後の社会生活にどう影響をもたらしたか、どんな思考が活動の方向性を示してきたのか、思い出しながら読みました。あの頃は自然発生的な謎のエネルギーみたいなもので満ち溢れていたなと思い出します。今では当時みたいに桃鉄を徹夜でやる気力も無いし、仲間ももういないな。それと作者さんが過ごした京都が私自身生活の拠点になっています。来た当時は観光地京都ということもあって、毎日わくわくしながら生活していました。なにか得体のしれない可能性を期待してみたりして。しかし、二十年以上いると、ありとあらゆることが日常化してしまい、生活の中の非日常的わくわく感が無くなっていました。新しいことをしても、頭の中の経験則がフィルターとなり、至極普通の事にされてしまうようです。私自身、中年が始まって何かが変わったわけでもないのですが、"それを自覚した"というくらいでしょうか。背伸びをする生き方が終わり、ようやく身の丈に合った生き方が出来るのかな。そんな四十代半ばの、手応えも感じられなくなくなった俗世間をしみじみ思う感じの本でした。0人が参考になったと回答
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