商品説明
内容紹介
【全世界193ヵ国・7億件以上のイノベーションデータをもとに、自ら未来をデザインしていくための手がかりを俯瞰する】
「もしも紫式部がChatGPTを使ったら?」
「AIは人間の心を理解している?」
「考えたことが形になるモノづくりとは?」
「人生の時間を伸ばすのではなく、生き方や世界観を増やしたら?」
「戦争してる暇がないほどおもしろい世界をつくるには?」
「死んだ後でも自分の活動が続く世界とは?」
人類の生き方が必然的に変わる2080年に向けて、「今」なにを考えるべきか。
全世界193ヵ国・7億件以上のイノベーションデータをもとに、AIと超知能、実空間マルチバース、医食農のウェルビーイング、経済デカップリングとネイチャーポジティブ、経済安全保障と地政学リスク、自己家畜化と戦争の関係、心・脳・時間の関係など、幅広いトピックを網羅。今から生きたい未来をデザインしていくための手がかりを俯瞰する。各章にはゼミやワークショップで活用できる演習問題付き。特別付録には、確からしい未来を予測する手法の一端も紹介。明るい未来へのガイドとして話題を呼んだ『2060 未来創造の白地図』著者の最新作。
■こんな方におすすめ
・これからの生活・社会がどうなるかを知りたい方
・イノベーションデータや未来予測に興味ある方
・社会課題を解決する事業立案に関心ある方
・セミナー、ワークショップのテーマを探している方
・意外なベンチャー企業や、有名になる前のスター研究者を見つけたい方
■目次
はじめに 明るい未来が設計可能になってきた
第1章 新たな知性が誕生するXデイ 〜異次元で進むAI主導サイエンスとシンギュラリティ
1-1 驚異的な発展を遂げるAI
1-2 21世紀中にAIのミッションはどこまで広がるか?
1-3 AIによる課題解決とその未来 〜世界のセンサー・人間拡張・新しい知性の誕生へ
1-4 ヒトを凌駕しつつあるAIのリスクとチャレンジ
第2章 もしも紫式部がChatGPTを使ったら? 〜数学と脳科学が解き明かす言葉のメタバース
2-1 AIはどのように創発するのか
2-2 生成AIと生成NI 〜記号や意味を紡いでいく文法と法則
2-3 言葉が織りなす意味空間 〜古人たちの生成NIと脳内メタバース
第3章 勝負はリアルワールドで決まる 〜言葉で表現できるものは形になる未来、生き方も多重化する
3-1 メタバースはリアルの鋳型を必要としない
3-2 メタバースの本質は「体験価値の合成」
3-3 バーチャルからリアルが生まれる未来へ
3-4 メタバースのモノづくりへの応用
3-5 感覚の共有と憑依
3-6 メタバースの課題と未来
参考情報
第4章 未来に蘇るアスクレピオン 〜医・食・農のウェルビーイング
4-1 デジタルで変化し始めたヘルスケア
4-2 メタバース医療の可能性
4-3 デジタルヘルスとプレシジョンメディスン
4-4 AIがサポートするヘルスケア
4-5 ヘルスケアに革命をもたらす量子コンピューティング
4-6 マイクロバイオーム(腸内細菌叢)と疾病リスク
4-7 食と健康のウェルビーイング
4-8 農・水・畜産のウェルビーイング
第5章 未来の都市は、モルフォ蝶の夢を見るか? 〜アーキテクチャのレジリエンスとサステナビリティ
5-1 SXとサーキュラーエコノミー
5-2 カーボンクレジットの価値を高めるトークン市場、貧困解決への挑戦も
5-3 生物模倣がサステナブルな未来の決め手に
5-4 都市と建築のサステナビリティとストーリーテリング
5-5 災害低減化に向けた環境改変
第6章 新しい政治・経済・社会のモデル 〜ステークホルダー・ファーストな未来社会
6-1 人口動態から見た新しい経済・社会システムへの転換
6-2 新しい政治・経済システムに向けての世界の動き
6-3 ステークホルダー資本主義とマテリアリティファースト社会
6-4 グローバルサウスの都市政策の新たな動き
6-5 日本から新しい社会モデルを生み出すために
第7章 経済安全保障と地政学的リスク 〜エマテクとデュアルユース、宇宙からの脅威も視野に
7-1 世界で顕在化する変化と軋み
7-2 サイバー・フィジカルで展開する新しい戦争の形
7-3 宇宙からの脅威にどう立ち向かうか
7-4 技術の軍事転用 〜エマテク、機微技術、デュアルユース技術
7-5 経済安全保障の未来
第8章 人類は戦争を超えられるか? 〜文化的誤解や障壁を克服し、より調和のとれた平和な社会を創るには
8-1 平和を望むも、戦争をやめられない?人類
8-2 「自己家畜化」の光と影 〜包摂は、内なる敵対を生む
8-3 戦争を超えられる世界とは
8-4 新しい世界秩序の可能性を探る
第9章 未来をどう生きるか 〜心・脳・時間:生命への回帰
9-1 脳のエンコードとデコード
9-2 「命の移住」は人類に何をもたらすか? 〜生と死の二分論を超えて
9-3 時間が生命を駆動する
巻末付録 未来の読み解き方と事業創出・経済活動への応用
おわりに ラグナロクの黄昏に寄せて
■著者プロフィール
●川口伸明:アスタミューゼ株式会社 イノベーション創出事業本部&データ・アルゴリズム開発本部 エグゼクティブ・チーフ・サイエンティスト。薬学博士(分子生物学・発生細胞化学)。東京大学薬学部・大学院薬学系研究科修了。博士号取得直後に起業、地球環境問題などの国際会議プロデューサーや事業プロデューサーを経て、知的財産戦略コンサルティングの世界へ。2011年末よりアスタミューゼに参画、AI、バイオ、安全保障など分野を問わず企業の新規事業創出や研究機関の研究テーマ策定支援、行政の調査研究・施策提案のほか、大学や高校での授業を含め、講演やワークショップなどでも奮闘中。おもな著書は『2060未来創造の白地図』(技術評論社/2020年)、『人工知能を用いた五感・認知機能の可視化とメカニズム解明』(共著、技術情報協会/2021年)ほか多数。
●アスタミューゼ株式会社(astamuse company, Ltd.):2005年9月2日設立、代表取締役社長:永井 歩、本社:東京都千代田区。世界の無形資産・イノベーションを可視化し、社会課題解決と未来創造を実現する、データ・アルゴリズム企業。世界193ヵ国、39言語、7億件を超える世界最大規模の無形資産可視化データベース(世界のグラント、ベンチャー投資など総額300兆円規模をカバーする領域)を保有、企業・大学・行政などへの新規事業創出や技術活用などのコンサルティング事業、金融機関向けの非財務情報やESGデータの提供事業、ウェブプラットフォーム事業などを展開。
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