商品情報
商品説明
内容紹介
**【特別書き下ろし作品】
高校生活の終わり。
小市民の時代の終わり。
小鳩君を轢き、密室状況から消え失せた車はどこへ?
シリーズ最大の事件を描き、四部作掉尾を飾る冬の巻!**
小市民を志す小鳩君はある日轢き逃げに遭い、病院に搬送された。目を覚ました彼は、朦朧としながら自分が右足の骨を折っていることを聞かされる。翌日、手術後に警察の聴取を受け、昏々と眠る小鳩君の枕元には、同じく小市民を志す小佐内さんからの「犯人をゆるさない」というメッセージが残されていた。小佐内さんは、どうやら犯人捜しをしているらしい……。冬の巻ついに刊行。
解説=松浦正人
関連特集
商品レビュー(290件)
- 総合評価
-
4.33
楽天Koboのレビュー(1件)
-
冬期限定ボンボンショコラ事件
- 坂枝圭
- 投稿日:2025年02月23日
前作が季節限定スイーツ・シリーズの隙間を埋める番外編.第5作の本作はシリーズの掉尾を飾るに相応しい傑作だ.
12月下旬,高三の小鳩くんは小佐内さんと堤防道路を歩いていて轢き逃げに遭い,病院に搬送入院した.3年前に同様の轢き逃げ事件があり,犯人を捜索した小鳩くんには苦い思い出が残っていた.大腿骨骨折で安静を要する日々,当時を回想していく.一方,小佐内さんは今回の轢き逃げ犯を追うらしい.
序章,11章,終章で構成.小鳩くんの一人称視点で,入院生活の毎日に回想場面を挿入する.
ベッド探偵の相棒役が自分とは新手.細切れに想起する過去を時間軸沿いに語るのは不自然だが,作劇上の都合と許せる.二人が出会うシリーズのエピソード・ゼロでもある.「小市民」「互恵関係」は解きたがりが直面した後期クイーン的問題の解決策だ.クライマックスは見事.小佐内さんは頼りになる.終章でシリーズを総括し,最後にシーズン2を仄めかす.0人が参考になったと回答

電子書籍版












