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文字数:32,436字
功利主義の真髄をベンサムの教説に求め、本巻では、そのヒドニズム(快楽主義)に迫ります。功利主義において目的概念が、快追求と苦回避に言い換えられる背景を、私たち現代人の視点で考えてゆきます。
【目次】
第1講 目的論を地上に引きずり下ろす
§1 最終目的はあるか
§2 人間の行動は常に何かしらの目的に向けられている
§3 練習問題
第2講 解体可能性
§4 序列化ではなく解体
§5 知的欲求
§6 下心
§7 白日の下に晒(さら)す
§8 練習問題
第3講 ベンサムのカタログ
§9 快と苦のカタログ
§10 カタログの意義
§11 媒介
§12 練習問題
第4講 生の充実感について
§13 感覚の快
§14 生の充実感
§15 他人に伝えることができない
§16 健全さの快
§17 勤勉さの倫理的意義
§18 練習問題
第5講 感受性
§19 個人差
§20 「そんなことをしてどうするのか」
§21 感受性の行き先
第6講 最大幸福原理と多数決原理
§22 本講の位置づけ
§23 最大幸福原理は多数決原理「である」
§24 選挙法改正
§25 『自由論』の登場
§26 他者危害原理
§27 最大幸福原理とのズレ
§28 最大幸福原理は多数決原理「でない」
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