商品情報
- 著者: キトー
- イラスト: 石田惠美
- レーベル: ブルームーンノベルズ
- シリーズ名: 宮殿のような屋敷で僕の声を探している
- 発売日: 2024年08月09日
- 出版社: ジュリアンパブリッシング
- 商品番号: 8909127207703
- 言語: 日本語
- 対応端末: 電子書籍リーダー, Android, iPhone, iPad, デスクトップアプリ
商品説明
内容紹介
資産家ナジャーハ家で働くリクは、落馬のため寝たきりとなってしまった御曹司ライルのお世話係を務めている。本来であればライルと顔を合わせることのない下っ端のリクだが、皆が嫌がるためこの仕事が回ってきたのだった。リクは毎日声をかけ、丁寧に清拭し、献身的にお世話し続けた。しかし数ヶ月後、ライルが無事目覚めた時にはリクの姿はそこにはなくーー。ライルは宮殿のように広大な屋敷を歩き回り、声を頼りにリクを探し続ける。目覚めてから一年が経とうとした時……やっと見つけた。「求めていた声と同じだ……」激しい口づけで搦め捕るけどリクは戸惑っていてーー。規格外の愛を与えてくる御曹司と心優しい健気な下っ端使用人の献身愛。
※こちらは単話1〜6話のセット版です。重複購入にご注意ください。
商品レビュー(1件)
- 総合評価
-
生涯忘れない作品に出会いました。
- 紅花詰草
- 投稿日:2024年08月13日
こちらの作品はコメディとシリアスのバランスが絶妙な慈愛溢れるヒューマンドラマな主従BLです。
大富豪と庶民という格差をものともせず、ひたすら溺愛する攻め様の執着をどうぞ見届けてください。
ライル(攻め)は事故でほぼ昏睡状態。意識、聴覚はあるが周囲には認知されてなく、身動きも取れない闇の中で自身の生に絶望。
それを救うのが職務で介護に就くリク(受け)の献身と何気ない声かけの数々。
奇跡的な回復をしたライルは、“声”だけを頼りに恩人リクを探し求めるが……という本作、見どころは出会えるまでの物理的すれ違いとふたりの温度差によるジレモダです。気持ちの傾き方に説得力があってきゅんきゅんする最高のハピエンです。
人間の尊厳、延命、肉親としての判断や情など重たいテーマを根底に、生きることは食べることと言わんばかりの明るい食欲と性欲に和みます。
読んでいる間中、込み上げてくる感情を抑えているのが大変でした。丁寧なわかりやすい文体で綴られているため登場人物に感情移入しやすく喜怒哀楽を激しく揺すぶられたからです。
感動するシーンと笑える場面が盛り沢山で時間を忘れて没頭できるオススメ作品です。0人が参考になったと回答
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