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内容紹介
知能格差社会の真実から遺伝的な適性の見つけ方まで
知性、能力、性格、そして運までーー。行動遺伝学が明らかにしたのは、人間社会のあらゆる面を「遺伝の影」が覆っており、それから誰も逃れられないということだった。私たちは、残酷すぎる世界の真実といかに向き合うべきか。理不尽を乗り越え、成功を手にするための方法は存在するのか。ベストセラー作家と、行動遺伝学の第一人者が徹底的に論じる決定版。
商品レビュー(24件)
- 総合評価
- 4.10
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自分や子息の比較優位を見つけそこで生きる
- E39AVR4
- 投稿日:2023年11月20日
親や祖先からのDNAの遺伝は自分やその下の世代に、科学的に優位な影響があることが分かった。ただ、複雑な要素が入り混じっているので、そう簡単ではない。外部環境や家庭環境も影響を与え、途中に事故や病気などのイベントもある。
その中では、自分や子息の比較優位(絶対優位ではなく)を見つけ、それが活かせる環境で生きることが大切だということが分かった。そのための自分探しが必要だか、DNA検査をうけることも一つの方法だし、幼少期に好きだったこと、嫌いだったことを洗い出せば、自分や子息の比較優位を見つける手がかりがあるように思った。
自身でも、父の影響があったとは思えないが、父がやっていた、サッカーやテニスを結果的に選ぶことになり、息子にも両方やらせている。息子に比較優位があるかどうか、現時点では分からないが、DNA検査をすることで見えてくることもあるように思った。最初は広く浅くで網を張り、その中に面白い、興味がある、続けられることに集中することが大切なのかと思った。実家から幼少期の写真が出てきた。時間があるときにそれを見て、何か自分の比較優位のヒントが見えるかもしれない。0人が参考になったと回答