商品説明
内容紹介
世界でもっとも読まれた書物を学問的アプローチで解説!
本書は聖書にそれほど縁のない方に向けた、教養として聖書について解説する書籍です。本書の目的は、あくまで歴史的文献であり、西洋文明の礎の書となっている書物について学問寄りの知識の提供にあります。名高い本なので、読んでみたい人は多いのですが、なにせ小型版六法全書のようにのかさばる本のこと、素手で挑もうと思っても、なかなか歯がたたないようです。やはり簡便なガイドが必要でしょう。また、聖書それ自体をざっくりどんな本か知っておきたい人もいるはずです。そういう人にも通読できる本が欲しい。この二つの目的ーー聖書を読む際のガイドとなり、あるいは聖書自体を読まなくてもどういう書物なのかが理解できるガイドーーを満足させるのが本書になります。
1958年、北海道生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学(宗教学・宗教史学)。宗教研究者。翻訳家。昭和女子大学非常勤講師。単著に、『教養としての宗教入門』『聖書、コーラン、仏典』『宗教図像学入門』(ともに中公新書)、『教養として学んでおきたい5大宗教』、『教養として学んでおきたいギリシャ神話』(ともにマイナビ新書)、『24 の「神話」からよむ宗教』(日経ビジネス人文庫)、『人は「死後の世界」をどう考えてきたか』(角川書店)ほか多数。
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