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内容紹介
【第164回芥川賞受賞作】
逃避でも依存でもない、推しは私の背骨だ。アイドル上野真幸を”解釈”することに心血を注ぐあかり。ある日突然、推しが炎上しーー。デビュー作『かか』が第33回三島賞受賞。21歳、圧巻の第二作。
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商品レビュー(1,414件)
- 総合評価
3.4
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(無題)
- 購入者さん
- 投稿日:2021年06月03日
まだ読めていませんが、空き時間に読みたいと思います
0人が参考になったと回答
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(無題)
- 購入者さん
- 投稿日:2021年02月06日
今の若者が何を考えているのか、なんとなく垣間見た気がしました。
0人が参考になったと回答
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読みやすさを損なわない、独自の表現世界。
- Tonki
- 投稿日:2021年02月02日
育った環境から精神を病み、肉体にも影響が出るようになった あかりが生きている意味を持たせるものが「推し」であった。
物語はその「推し」がスキャンダルから衰退、引退していく中で あかり自身も壊れていく。マスコミによる有名人の不倫スクープのように誰も幸せになれない話に感じられ、それが世に求められている時代なのだとすると複雑な気分になった。
こんな時代だからこそ、空想の世界では幸せな気分に浸りたい派なので★★★とした。
作品は多くのレヴューにあるように読みやすかった。直喩が多彩で、それらを武器に情景と自分の今受けている感覚がこれでもかと文章になって畳みかけてくるところが面白い。
印象に残った表現、夜明けの認識はわかりやすく共感できるのに、自分では絶対に思いつかない。
そこがこの作家の凄さと感じたところだった。
次作にも期待。0人が参考になったと回答