商品情報
- 著者: 村上尚己
- シリーズ名: Forest2545新書
- 発売日: 2025年01月09日
- 出版社: フォレスト出版
- 商品番号: 5290486680820
- 言語: 日本語
- 対応端末: 電子書籍リーダー, Android, iPhone, iPad, デスクトップアプリ
商品説明
内容紹介
■「俗説」が蔓延る議論に終止符を打つ!
過去3年間続いた円安について
多くのメディアが否定的な評価を下している。
「円安が国民の生活を苦しくしている」
「円安によって経済状況が悪くなる」
「円が安くなり国家の価値が下がる」
「円安により日本の産業が弱体化する」
こうしたニュアンスの評価が散見される。
しかし、2022年から24年まで進んだ円安は
「行き過ぎて」もいないし
「日本経済に悪影響を及ぼす」こともない。
■「円安=悪」という論調は
無責任なメディアや一部の経済学者による俗説であり
明らかな誤解である。
そもそも為替レートは通貨の価値を示すが
いずれかもしくは両国の通貨価値が動けば変動する。
たとえば、米ドルの価値が高まると、
その分だけ相対的に円の価値が下がりドル高・円安になる。
じつにシンプルなメカニズムによって
為替レートは日々動いている。
為替レートを決めるのは
マネタリーベースの比率などであり
それらをコントロールしている
それぞれの国の金融政策である。
こうした単純な理論が正しく解説されないままに
円安悪玉論がまかり通っているのが現状だ。
■2008年のリーマン・ショック後に
日銀による金融政策の失策により超円高を招き
2012年までデフレと円高の悪循環に
自ら陥ってしまったことは周知の事実である。
長いデフレ不況のトンネルを経て
アベノミクスから10年を経過して
再び日本経済は息を吹き返そうとしている。
いかに円安が日本経済にとって大きな効果を生んでいるか。
なるべく多くの資料をひもときながら
本書でじっくりと検証していく。
■本書の内容
第1章 円安悪玉論を検証する
第2章 日銀が犯した歴史的な大失政
第3章 円安の追い風を吹かせた米国経済
第4章 日本にとって円安と円高のどちらが有利なのか?
第5章 円安がもたらす7つの効果
商品レビュー(3件)
- 総合評価
4.50
楽天Koboのレビュー
まだレビューがありません。 レビューを書く
楽天ブックスランキング情報
-
週間ランキング
ランキング情報がありません。
-
日別ランキング
ランキング情報がありません。