商品説明
内容紹介
日露戦争直後、人跡未踏といわれ、登ってはいけない神の山と恐れられた北アルプス、劒岳(つるぎだけ)。正確な地図をつくるため、この山頂に「三角点を埋設せよ」との至上命令を受けた測量官、柴崎芳太郎。たいへんな悪路と悪天候、かさばる器材の運搬、地元の反感などの困難と闘いながら、柴崎の一行は山頂を目ざして進む。同じく劒岳の初登頂をめざす、アマチュアの日本山岳会隊の動きに、上官からの圧力はさらに増して…山岳小説の白眉といえる傑作。映画原作!
商品レビュー(134件)
- 総合評価
3.81
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感動しました
- Hirundo
- 投稿日:2019年04月16日
地図好き,山好きとしては涙無くしては読めません.ただただ山頂に立って測量を....との一念でこれほど男達を駆り立てるのか?と熱い思いがこみ上げました.
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