商品情報
- 編集: ギター・マガジン編集部
- 発売日: 2017年10月13日
- 出版社: リットーミュージック
- 商品番号: 4690029331170
- 言語: 日本語
- 対応端末: 電子書籍リーダー, Android, iPhone, iPad, デスクトップアプリ
商品説明
内容紹介
*この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
※著作権の都合上、電子版には一部の譜例を除いた楽譜/付属CDの音源は収録されておりません。あらかじめご了承ください。
永久保存版:今すぐに“BIG MUFF"を踏め! ! !
圧倒的存在感を放つ轟音には
感情を激しく昂ぶらせる
魔力が宿っている
ヒッピー・カルチャーが全盛期を迎え、
ウッドストック・フェスティバルが伝説を残し、
世界をサイケデリックな色彩に染めた1969年──
すさまじい轟音とともに産声をあげたファズの名機、BIG MUFF。
時に暴力的なまでの存在感で、音楽そのものの
表情を決定付けてしまう個性的な“歪み"は、
現在にいたるまでの約半世紀、数多くのギタリストたちを虜にしてきた。
ジミ・ヘンドリックス、カルロス・サンタナ、ロバート・フリップ、
デヴィッド・ギルモア、ジョン・フルシアンテ……
そのサウンドは、数々の伝説のギタリストたちが
残した素晴らしき名演に色褪せない“魔法"をかけた。
90年代に全世界を呑み込んだオルタナティブ・ムーブメントにおいては、
スマッシング・パンプキンズやダイナソーJr.の名曲の中で
欠かすことのできない機材として活躍、
今やスタンダードとしての地位を確固たるものにしたと言えるだろう。
僕らを魅了してやまない、“美しき轟音"の魅力は一体なんなのだろうか?
野蛮でありながら、どこかインテリジェンスを
感じさせる唯一無二の音世界。
スイッチを踏み込んだ瞬間に爆発するカタルシス──。
この鈍い輝きを放つ銀色の小箱は
弾き手の感情を激しく昂ぶらせる、とんでもない魔力を秘めている。
さぁ、今すぐに“ビッグマフ"を踏め! ! !
■FROM PAST TO NOW BIG MUFF BIG MUFF進化の歴史
さまざまなエフェクターの中でも、見た目や中身がこんなに変化してきたのはビッグマフをおいてほかにないだろう。前代未聞の規模で贈る総力特集のスタートは、生誕約50年という本機の長くて深い歴史を紐解いていく。まずは、本特集で頻出するビッグマフに関する用語を知るとともに、その変遷をざっくりと追っていこう!
■ギタマガ編集部、エレハモに行く
ニューヨーク探訪記
1968年のブランド創立以来、プレイヤーの感性を刺激する魅力的な製品を世に送り出し続けているエレクトロ・ハーモニックス社。ビッグマフはもちろん、スモール・クローンやデラックス・メモリーマン、POG、Q-Tron、ステレオ・トーキング・マシーンなど、ユニークなアイディアを具現化した素晴らしい製品たちは、世界中のミュージシャンから愛されている。このような個性的なペダルは、誰が、どこで、どのように作っているのだろうか! ? 今回、前代未聞のビッグマフ大特集を敢行するにあたり、本社工場の取材を打診したところ、快くOKの返事をもらうことができた! 向かうは轟音の震源地=アメリカ・ニューヨーク。心躍るエレハモの旅が、今始まる……!
■BIG MUFF偉人伝
マイク・マシューズ/ボブ・マイヤー/ハワード・デイビス/イルーシャ・ビッツコワ
69年の誕生から現代まで、常にその姿を変えてきたビッグマフ。なぜここまで多くの変遷がなされてきたのだろうか? その謎に迫るべく、ここでは当時の事情を知る関係者に行なった貴重なインタビューをお届けする。
■歴代ビッグマフのサウンドを全収録!
THIS IS BIG MUFF!!! SOUND CHRONICLE 1969-2017
with 名越由貴夫、中尾憲太郎、小松正宏
69年の誕生から現在まで、ビッグマフの変遷にはドラマがある。ここからはその物語を一挙に紹介していこう。さぁ、超貴重なビンテージ・ビッグマフ図鑑の始まりだ!
1969 Triangle Knob/1972 Triangle knob/1973 Ram's Head Black/1974 Ram's Head Blue/1975 Ram's Head/1976 3rd Ram's Head/1977 3rd OpAmp/1981 3rd Reverse Paint/1990 Sovtek Red Army/1990 Sovtek Red Army/1991 Sovtek Civil War Blue/1994 Sovtek Army Green/2017 Big Muff/Nagoshi's mod 3rd/Nagoshi's Mod Triangle Knob/Nagoshi's Mod Muff x 2/1974 Foxey Lady/Special Big Muff Session/kocorono session/
■?今、蘇る! 名盤『kocorono』で鳴り響く吉村秀樹の美しき轟音
bloodthirsty butchersが1996年に発表した4thアルバム『kocorono』。本作で描き出された叙情的な音世界と轟音のコントラストは、さまざまなミュージシャンからリスペクトされ、多くの後進たちに甚大なる影響を与えた。そのサウンド面で欠かせなかった機材が、ジャケットにも写っているビッグマフだろう。今回、バンドの協力を得て、吉村秀樹が愛用した後期ラムズヘッドと70年代末のMXR製ダイナコンプを借り受け、本作のサウンド・プロデューサーを務めた盟友・名越由貴夫に弾いてもらった。現代に蘇る、“kocoronoビッグマフ・サウンド"をたっぷりと体感してほしい。
■現行ビッグマフ地獄十番勝負
with 和嶋慎治(人間椅子)
〜現代に息づく“マフ"のスピリット
Green Russian Big Muff/Big Muff Pi/Germanium 4 Big Muff Pi/Big Muff Pi with Tone Wicker/Deluxe Big Muff Pi/Metal Muff/English MuffÅfn/Muff Overdrive/Double Muff/Bass Big Muff Pi
エレクトロ・ハーモニックスの看板ペダルであるビッグマフは2017年現在、多くの派生モデルを生み出している。ここでは、現行の“マフ"という名を冠したペダルを集め、そのサウンドをチェック。協力してくれたのは、生粋の歪みペダル・フリークであり、数多くのエフェクターを自作する鬼才・和嶋慎治(人間椅子)。“ビッグマフこそ史上最高の歪みペダル"と断言する氏に、現在のマフ系ペダル群を品評してもらった。さあ、進化したビッグマフ・ファミリーをとくとご覧あれ!
■プロにアンケート! 俺はこう踏む"ビッグマフの鳴らし方"
菅原卓郎(9mm Parabellum bullet)/百々和宏(MO' SOME TONEBENDER)/砂川一黄(Czecho No Republic)/澤竜次(黒猫チェルシー)/五味拓人(LOSTAGE)/辻友貴(cinema staff)/井澤惇(LITE)/梅津拓也(忘れらんねえよ)
ここではビッグマフを愛するプロ・ギタリストたちに、お気に入りのセッティングや使いこなし術など、ビッグマフを鳴らす上でのこだわりをアンケートで語ってもらった。爆音でじゃじゃ馬なビッグマフを使いこなすのは一筋縄ではいかないが、彼らからのアドバイスを参考にすればベストな鳴らし方が見えてくるはずだ。そして、実はベーシストにも人気のビッグマフ。その中でもベース用ビッグマフ・シリーズではなく、あえてギター用を愛用するツワモノ・ベーシスト、梅津拓也(忘れらんねえよ)と井澤惇(LITE)も今回のアンケートに答えてくれた!
■BIG MUFF鑑定団 あなたのマフは何年製?
■BIG MUFF LOVERS~海外ギタリストとビッグマフ
ジョン・フルシアンテ(ex.レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)/J.マスシス(ダイナソーJr)/サーストン・ムーア(ソニック・ユース)
■Interview & Gear
◎吉野寿(eastern youth)
■Interview
◎高田漣×鈴木茂
◎真島昌利
◎SYU(GALNERYUS)
◎モグワイ
■連載
◎9mm滝のまたやっちゃいました。~世界の滝工房から~
◎トシ矢嶋のLONDON RHAPSODY
◎横山健の続Sweet Little Blues
◎ジャキーン! ~ 『SHIORI EXPERIENCE ジミなわたしとヘンなおじさん』番外編(長田悠幸×町田一八)
■メーザーハウス・セミナー・レポート(三澤勝洸 /パスピエ)
■ケリーサイモンが試すLine 6 Relay G70/75
■Peavey Classic Seriesを上原子友康がプレイ!
■New Products Review
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