商品説明
内容紹介
自分をポール・マッカートニーと思いこむ9男、修道士のようにふるまう長男……
12人の子供のうち6人が統合失調症に
彼らに何が起きたのか? 精神医療史の画期をなした一家の驚きの記録
【本書概要】
第二次大戦後、ギャルヴィン一家は空軍に籍を置く父親の都合でコロラド州に移り住む。ベビーブームを背景に12人の子宝に恵まれた一家だったが、1970年代半ばには子供のうち6人が統合失調症と診断された。厳格な父母によって育てられた容姿端麗で運動能力の高い息子たちは、なぜ次々に精神疾患に見舞われたのか?
一方で、サイコセラピーと抗精神病薬による療法が主流だった当時、遺伝的側面から統合失調症の原因究明や治療・予防法の発見を目指す研究者たちがいた。彼らはギャルヴィン家の人々と出会い、様々な検査等を通じて、統合失調症にかかわる遺伝子を突き止めていくーー。
精神医療研究に多大な影響を与えた一家の姿を通して「病」と「人間」の本質を問い、各メディア年間ベストブックを総なめにしたノンフィクション!
【多数のメディア評を獲得】
●バラク・オバマ元大統領の選ぶ年間ベストブック
●ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー 第1位
●Amazon.comでは ★4.5、レビュー14,000超!
“ノンフィクションの可能性を開いた、忘れがたい作品”
ーースザンナ・キャハラン(『脳に潜む魔物』著者)
“何度でも読み返せる稀有な本”
ーーデイビッド・グラン(『花殺し月の殺人』著者)
“並外れた調査であり、大変な労作”
ーーシルヴィア・ナサー(『ビューティフル・マインド』著者)
その他、「ニューヨーク・タイムズ」年間ベスト10/「ウォール・ストリート・ジャーナル」年間ベスト10/「ピープル」年間ベストブック第1位/「GQ」21世紀のジャーナリズム本ベスト50ランクイン/その他、「ワシントン・ポスト」「NPR」「TIME」「スレート」「スミソニアン」「ニューヨーク・ポスト」「Amazon」年間ベストブックに選出
商品レビュー(84件)
- 総合評価
- 3.94
-
興味深い症例を扱った1冊
- レオリン
- 投稿日:2022年12月19日
精神的な変調をきたすのは、いでんなのか、それとも成育環境なのか。難しい問題だし、一概には判断できない問題だし、どちらか単独の問題ではなく、相互に、絡み合い発症するのかもしれないが、この家族の例は興味深い。12人兄妹のうち半数が発症した。
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