商品情報
- 著者: 叶浦みのり
- シリーズ名: 善悪の彼方に〜看護学生あずみの事件簿〜
- 発売日: 2023年04月28日
- 出版社: 幻冬舎メディアコンサルティング
- 商品番号: 4910000355069
- 言語: 日本語
- 対応端末: 電子書籍リーダー, Android, iPhone, iPad, デスクトップアプリ
商品説明
内容紹介
愛情、後悔、そして謎ーー。
火事のあった日のいきさつはこうだ。その日、真琴の父、櫻井良一は仕事が休みの日ではあったが、午後から急ぎの用事があると言って会社に出掛けた。夕方五時頃、仕事を終えたところで、これから実家に寄って帰るつもりだと妻に連絡を入れている。(中略)しかし鑑識の結果、明らかに火元は居間のストーブの火の不始末が原因とわかった。消したつもりのストーブにカーテンの一部が燃え移って全焼したのだ。(本文より)
事故なのか?放火なのか?
空白の四時間と三件の火災の謎を解明すべく
看護学生・篠原あずみの推理が始まる。
【目次】
1 はじまりの火事
2 そして二軒目……
3 課題
4 行方不明
5 ふたたび現場へ
6 病院バイト
7 逮捕者
8 空白の四時間
9 故意と過失
10 ライターの持ち主
11 放火犯
12 善悪の彼方に
【著者紹介】
〈著者紹介〉
叶浦みのり(かのうらみのり)
コロナ禍で小説を書き始める。
趣味は偏った読書。好きな作家は松本清張。
商品レビュー(1件)
- 総合評価
-
(無題)
- 坂枝圭
- 投稿日:2023年08月28日
「うちのパパって,絶対殺されたんだと思うの」<本書,0%> 初読の作家.地方都市の医大看護学部一年の篠原あずみは,所轄刑事の義兄・啓介と二人暮らし.同級の櫻井真琴から火災で焼死した父の再捜査を頼みたいと相談を受けた.推理を巡らすうちに第二・第三の火災が発生し,意外な方向に展開していく.
12章からなるが,目次が設定されず残念.あずみを主要視点者とする三人称表記.
あずみの一人称的独白が地の文に描かれたりして軽快な序盤だが,徐々に軽快さが薄れる.看護学生である利点を活かしたい.解決編の視点者が啓介なのは良いとして,中盤の視点のブレは不要だろう.文法的に気になる箇所も3つ.将来性は感じる.続編を待つ.0人が参考になったと回答
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