商品説明
内容紹介
遺伝ほど俗説で誤解されているものはない!
◆ゲノム編集、クローン技術、iPS細胞……、21世紀は遺伝子の世紀だともいえそうだ。
いま注目の「行動遺伝学」からわかってきた、遺伝と環境、才能と努力、本当の関係!
ベストセラー『言ってはいけない 残酷すぎる真実』(橘玲)を読んで面白いと思った人はさらに面白がれる!
◆行動遺伝学の第一人者が明らかにする!
教育学では、遺伝と学力の関係を無視してきたが、「知能指数は80%遺伝」という衝撃をどう捉えればいいか?
身長や体重など身体的な特徴だけではなく、IQや性格への遺伝的影響も大きいことがわかってきた。ならば、勉強することには意味がないのか?
しかし、遺伝的なものが自発的に発現するとは限らず、教育環境も重要である。
◆「ヒトは生まれてから成人に向かうにつれて、さまざまな環境にさらされて、さまざまな経験を積むなかで、だんだんと遺伝的な自分自身になろうとしている」、すなわち「年をとるほど遺伝の影響は大きくなる」という現象なども見いだせる。
商品レビュー(58件)
- 総合評価
3.57
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(無題)
- 購入者さん
- 投稿日:2021年05月29日
そもそもなのですが、電子書籍ではなく紙で購入すればよかったと思いました。
1人が参考になったと回答
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「言ってはいけない」に似ているが実は・・
- ぴょみえ
- 投稿日:2018年08月19日
他の方がレビューで「橘玲氏の『言ってはいけない』と併せて読むこと」をオススメしていたので、「言ってはいけない」の後に読みました。二つの書は、ほぼ同内容を扱っていながら、橘氏の視点がジャーナリストという、世間に衝撃を与える、ということに重点を置いた書き方であるのに対し、本書は学問的で、行動遺伝学、教育心理学、および進化教育学に基づいた視点から、今ある状況を科学的に正確に把握し、よりよき社会、未来にどう生かせるか、というスタンスで書かれていることに、大きな違いがあります。双方ともこれまでタブーとされていたことが明記され、ショッキングでかつ読み易いのです。本書がきちんとした研究に基づいて書かれているとはいえ、素人にも大変理解しやすく、かつ親しみ易い方法で書かれていることは、驚くべきことです。自身の子育て、自身の生き方、社会の他の人々との関わり方など、色々な分野で参考になる考察が多く含まれています。何より、「言ってはいけない」と比べ、前向きで、読者に視点変えて物事を捉えるヒントを与えてくれると思います。
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非常に参考になりました。
- Ray.sun
- 投稿日:2017年03月19日
自分自身のことも深く知ることが出来て、対人関係でのストレスが激減しました。
毎日が楽しくなり、買い物の内容も本当に必要な物を選べるようになりました。
著者・出版に携わった方々に感謝します。0人が参考になったと回答