商品説明
内容紹介
STAP騒動の真相、生命科学界の内幕、業火に焼かれる人間の内面を綴った衝撃の手記。1研究者への夢 2ボストンのポプラ並木 3スフェア細胞 4アニマル カルス 5思いとかけ離れていく研究 6論文著者間の衝突 7想像をはるかに超える反響 8ハシゴは外された 9私の心は正しくなかったのか 10メディアスクラム 11論文撤回 12仕組まれたES細胞混入ストーリー 13業火etc.
商品レビュー(148件)
- 総合評価
- 3.56
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読めて良かった。
- nobuyon7888
- 投稿日:2016年01月31日
事件の当事者である小保方さんが感じたことを書いた本。小保方さんに責任がある点はSTAP現象までであり、STAP幹細胞以降にはほとんど関与していないことがよくわかった。こういう事情は、一般にはほとんど理解されていないのではなかろうか?社会・マスコミに対して小保方さんの感じた恐怖は並大抵ではなかっただろう。若いがゆえに色んな大人の意見に流されていくところがあり、もっとしたたかに立ちまわる必要があったのだろう。しかし、彼女の年齢・社会的経験では、そのようにふる舞うことはとても難しいことだったに違いない。事態が進むにつれ、一人ではどうしようもない状況に陥ったのは、そもそもは自分のミスが原因ではあるが、あのひどいマスコミ報道に正義があったのかどうかは考えてしまうものがある。彼女としては、この本を書かずにはおれない気持ちがあったのだろう。
24人が参考になったと回答
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広くお勧めは出来ない
- 菱田秀翔
- 投稿日:2016年02月03日
よくぞこのタイミングで出してくれました。良く書けていると思います。なぜ、一連の騒動に発展してしまったのか、そして著者自身が研究者としての道を閉ざされてしまったのかが素人にも分かるように書かれています。
誹謗中傷を浴びた当人が書いたものですから、バイアスはかかっているだろうし、書かれているすべてが真実ではないかも知れない。しかし、異常なまでのバッシングや、検証実験で第3者の手によってスタップ現象が確認されていたにもかかわらず、幹細胞出現せず、キメラを作れなかったが為に根こそぎ全てが否定されてしまった事は事実。
著者自身の脇が甘かったと言えばそれまでなのかも知れないが、このままでは研究者の海外流失が止まらないのではないだろうか。
小保方氏の再起を切に願う。
ただし、この本を読んで不快に思う人は少なくないはず。万人におすすめできる内容ではない。17人が参考になったと回答
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白い巨塔ノンフィクションバージョン
- 購入者さん
- 投稿日:2016年01月31日
あそこまで窮地に追い込まれていた女性がどのようにしていたのか、どのように向き合っていたのか、どのように乗り越えるのか、同じ年齢の働く女性として、あくまで世間の騒動が終わってからも、なんとなく気になっていまして、手記の販売をミヤネ屋で知り、自身の電子書籍購入の第一号にこの本を選びました。
恐らく講談社のオファーにも彼女はなかなか簡単には引き受けなかったと思います。
このような本を世に出すまでにされた講談社に、凄い。ありがとうございます。と思います。18人が参考になったと回答
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